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p014.これからのzoom演劇、双方向性が鍵かもしれない。
演劇ごはん、というエンターテイメントがあります。
食材や空間づくりにこだわりを持った飲食店で、
お店の持つこだわりをシナリオに取り入れ、
お客様と空間を共有しながら、時にはお客様も参加しながら、
食事と演劇を楽しむエンターテイメントです。
しかし、コロナ禍によって、その活動がストップしてしまいました。
ただでさえ、食事中の会話には注意をしないといけないご時世。
演劇ごはんのスタイル(食事する場所の近くで演劇をする)については、かなり厳しい状況になってしまいました。
そんな状況のなか提供を始めたのが、
宅配演劇ごはん
もともと、こだわりのある食材、なかでも自然栽培の食材を使ったお店での開催が多かったこともあり、珍しい食材・珍しいメニューを提供する飲食店とつながりが強かった演劇ごはん。
そんな飲食店が提供する宅配メニューを使って、自宅で演劇ごはんを楽しめるようにしたのが、宅配演劇ごはんです。
ちょうど、先日、その本番に参加しました。
https://alive-a-live.com/page-6653/
(音が流れます。ご注意ください)
オンライン演劇、特に、zoom演劇は、コロナ禍で注目を浴びました。
実際、私もいくつかのzoom演劇を観劇しました。
面白いのももちろんあるのですが、劇場のように空間を共有するわけではないので、今までの演劇と同じものを行うのはなかなか難しいなと思っています。
というのも、自宅の空間と、画面という限られた大きさの視覚情報では、短編ならともかく、長編だとなかなか集中力が続きません。
そういう点では、正直、今回の演劇ごはんでも、ちょっともっさりした部分はありました。特に前半部分は、舞台設定やキャラクターの関係性など、情報を伝える部分がどうしても必要なので、そこがちょっと長かったな、という気はしました。
しかし、そこは、これまで飲食店をつかって、お客様との垣根をできるだけ取り除こうと工夫した作品を提供していた演劇ごはん。
脚本や観客の巻き込む仕組みによって、オンライン演劇だから、ZOOMだからできる、演者と観客が一緒に盛り上がる空間に。
気づけば、観客として参加したはずなのに、いつのまにか、自分もその空間に参加しているような感覚を味わうことができました。
しかも、宅配演劇「ごはん」
こだわりのある食材を使ったメニューを、演劇中に一緒に作って食べる、というのがとても面白い経験でした。
芝居中に、客が(みんなと一緒に)自分で料理を作って、いっしょに「いただきます」して食べる。
とても、不思議な感覚でした。
本当はカレーの上にご飯を置いてくださいと言われたのに、ごはん先によそってしまったり、から揚げも3個か4個にまとめてって言われたのに、細かくつくっちゃったりしましたが、でも、とてもおいしかったです。
あと、半熟卵、失敗しましたw
あと、演劇ごはんは、芝居中でも写真撮影OKなのですが、今回、芝居中に写真を撮り忘れました。
なので、終わった後に、演者さん+演劇ごはんの主宰(社長)+脚本・演出さん+今回のお店のオーナー、が一同に集まったところで、スクショパチリ。
オーナーは、画面下の「ひつじっちゃまん」さん。一番演劇っぽい格好してますw。ちなみに、この時は、ウォーキングイベントの参加中だったそうです。
この格好ですでに20キロ近く歩かれてるとのことw
ちなみに、そのお店はこちら。
来週、お店行こうと思ってます!
次の開催は未定ですが、来年に向けて企画を考えているそうです。
https://twitter.com/alave_trans
とにかく、コロナ禍によって、演劇も飲食店も、両方厳しい状況になっていますが、今回の宅配演劇ごはんで、演劇・飲食店の新しい楽しみ方として普及していけばいいな、と個人的には思ってます✨
応援してます!!がんばってください!!
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