べこ餅の記憶

昨夜は頓服のクスリを足して飲んでもらいました。生理で情緒が不安定になっているだけでなく、睡眠が不規則で状態が悪くなっている可能性もあります。一旦ここでクスリを足してしっかり睡眠を取ってもらえたら、少しは違うのではないかと思います。確信はありません。希望的観測です。

そのあと、早く寝ようと思っていたのに「ちょっと入力作業しておくか」などと始めた作業で気がついたら１２時でした。

娘は叫ばずに寝ました。それより前に叫んでたからなあ。クスリがどうこうよりタイミングの問題なんだろうな。でもまあ、少しは調整できたかもな。

横になってからもなかなか眠れず、気がついたら１時半。やっと就寝。

朝は早めに起床。娘の食事はサバ味噌缶とキャベツサラダ。ざっくり切ったキャベツを袋に入れ、マヨネーズ・ガーリックパウダー・塩・胡椒を入れて揉みます。いい感じの味です。効きの悪い冷蔵庫でも野菜とマヨネーズぐらいは保管できます。新しい冷蔵庫の到着が待ち遠しいです。

出勤。最寄り駅から会社までの間に雨が降ってきました。常に持参している折り畳み傘を使います。降ると湿気がひどい。暑さ以上に湿度はツラいです。

準備だけして遅れていた作業を急いで進めていたらポカっと忘れていた箇所などもあって全然思ったように進みません。とかなんとかやってたらお昼。続きが終わらないうちに来客。それでまた頭から色々スッポリ抜け落ちて大事なファイルのアップロードを忘れてしまいました。つい先ほど気がついて家からリモートで作業完了。コロナの影響でテレワークを導入することになりリモート環境を整えたおかげでこういう時は助かります。会社で忘れずにやってたら慌てて家からリモートでどうこうする必要もないので、そういう意味では忘れた自分が一番悪いです。

９月に向けての作業も諸々山積みです。今日はなんとかひとつだけ完了したところで退勤。雨が降りそうで降らない蒸し暑さの中、へとへとになって帰宅。

娘は寝ていました。何も作りたくないので今日の夕食もパック寿司かな。まともに冷蔵庫が使えないと料理を作ろうという気力も消え去ります。

起きて喋り始めたのでパック寿司でいいか確認してからスーパーへ。今日は２割引。サラダも２割引。ブリックパックの豆乳。私の分の弁当も２割引。

娘にはお吸い物も用意しました。なんだかんだで腹は膨れました。

テーブルの上の紙袋に娘が目を光らせています。食べ物の雰囲気を感じ取っているのです。こういう時の娘からは野生を感じます。

「気になる？」

「んあ」

中身は来客からいただいた「べこ餅」です。パッケージを確認すると日糧パン。これはつまり、私が子供の頃に食べていた「べこ餅」そのものということではないですか。

「あとでクスリ飲む時に食べようね」

「んあ」

クスリの時間に「べこ餅」。こんなに柔らかかったかなあ。もっと硬かった記憶があります。まあでもこんなもんか。お茶も用意して、娘も満足したようです。

「パパさあ、小学生の時かなあ、日糧パンの工場に見学に行ったよ。中学の時はサッポロビールに工場見学。ビールは飲めないからジュースとか飲んだよね。日糧パンではパン食べたよ。娘ちゃんもどっか工場見学行ったことあったっけ」

「行ったよ、工場見学」

「どこに行ったの」

「忘れた」

「工場見学に行ったのは覚えてるけど、どこに行ったのかは覚えてないんだ」

「完全に忘れた」

そうですか。

今日も頓服のクスリを追加で。昨日はいいタイミングだったと思います。今日はどうでしょうか。

火曜日なので「ちいかわ」を見てもらいます。今日は、ちいかぶが巨大化しました。娘、ちょっと怯えていました。

そのあと、静かに寝るかと思ったら、クスリを飲んでから２時間ほどしてから叫びだしました。

まあ、ね。

クスリの一錠二錠でそんなにうまくいくわけはないです。