❨827❩1973.12.4.火.晴／穴ぐらの様な家・ザゴラへ出発／マラケシ→:モロッコ

失敗！12時にザゴラ行きのバスを見つけ、連中に伝えると、全員そのバスに乗る事になっ た。

ところが切符を買い、よく聞いてみると、夜の12時という事。
まるっと12時間というもの、待った。

けれど、一人カスバをまた一歩奥へ入り、見ていない所を探した。

穴ぐらの様な家が並ぶ。のぞくと、暗くて何も見えない。牢屋の様なところだ。
壁と壁の間に、岩に堀って作った扉だ。
暑い太陽の光と、熱気から逃れる為の建築なのだろうか？

昼は、パンとミカンとバターで済ます。
夕食は屋台で、魚のフライとピーマン、パン、それにミカン。安く上った。

12時、ザゴラへ出発(20ダラハム)。
1人で半日待つ事は大変な事だが、5人で居ると、話しが出来るし、楽しい。

ホントは今日、離れる気だったのだが、また一緒になってしまった。