_勇人_中学受験教材類

😊SMILE子育て[3]😊 こだわり続けてきたこと

🔸母としてのこだわり

私のこだわりは、小学校受験をする時から、中学受験をさせると決めていたことです。

「男の子は、親の言う事を聞くのは小学生まで」と義母からも言われ、分かっていました。中高一貫校に進むことができたら、勉強・部活を両立しながら、交友関係を深めることができます。特に高校時代に一緒に過ごした仲間は、生涯の友となり絆も深まります。

このために、シングルマザーになっても、子どもたちには、中学受験をやめさせず挑戦させました。

どんなときも、子どもを信じ続け、
日常生活を「ルーティン化」し、決まったパターンで日々をこなしていきました。

そして、息子たちが高校生となり、大学受験に挑戦する時期がきて、それぞれの思いを尊重しながら、ひたすら見守り続けました。

🔸長男のこだわり

高2の秋から本気で受験勉強をはじめた長男は、高3になった時点で、東大を目標に掲げるようになっていました。
周りの友人たちが目指す大学が、みな「東京大学」だったのです。もともと負けず嫌いな長男は、大きな刺激を受けたのでしょう。

けれども、高3夏の東大模試判定は「E判定」。早稲田大学も慶應義塾大学も合格圏外でした。
びっくりを通り越して呆れた私は、正直、最難関大学への進学は期待していませんでした。

ところが長男は、東大をあきらめる様子がありませんでした。私は現実を見て欲しいと思い、「高3秋の模試で、せめてC判定かB判定が取れれば、東京大学を受験してもいい」と約束をしました。

それからの猛勉強の成果で、高3秋の河合塾の模試で、東大は「B判定」、駿台の模試で「C判定」まで上がったので、約束通り、東大を受けさせることに決めました。

長男は、すべての課題を真面目にコツコツ解いていくような、最後まであきらめない粘り強い性格の持ち主です。ひたすら真面目に授業を受け、宿題も残さないという信念を持っていました。これは、中学受験に臨んだ小学生の頃から変わらない彼の信念でした。

彼のこだわりは、「東大合格」の4文字だったのです。

🔸次男のこだわり

次男は、兄の背中を見ているので、この時期になるとこういう大変さがあるという事前予告を知っており、中学受験や大学受験に挑む覚悟が備わっておりました。

高2の冬の時点で、すでに駿台模試では東大「A判定」だったので、長男よりも早めに東大受験を決めました。
勉強で分からないところは、受験を経験した兄に教わることもでき、心強かったと思います。

でも、兄が通っているからという理由で同じ大学を目指すということよりも、東大合格を目標に掲げた次男には、別のところに、ある思いがありました。

それは…
高2の頃、次男は、幼稚園時代に遊んでいた友だちに進学塾で再会し、友だちの姿を見て、自分の態度を改め、真面目に勉強するようになりました。「お互いに切磋琢磨することができたから東大に合格できた。もしもその友だちと再会していなかったら東大合格は絶対にあり得なかった。」と言っておりました。

子どもにとっては、友だちの存在は大きいので、やはり「学校選び」「塾選び」は大事だと思います。息子たちと共に受験を闘い抜いた友だちには本当に感謝しております。 

大切なことは、「受験をする」ということに、子ども自身がこだわりを持つこと「自分で進路を決めること」だと思います。それは、どんな結果になろうとも、100%自分で受けとめて、そこからまた自分の足で歩きはじめるためにも必要なことだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?