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誰もが知っている「ピラミッド」の魅力を語ります


いよいよ明日!世界遺産検定試験日となりました!

改めて、合格率20%の壁は高いなあと実感しつつ、過去問をひたすら解いております!!
手応えは…得意問題と不得意問題があって、内容によっては合格の道もあるかも…といったところです。(弱気すぎる

でも!結果はどうであれ、できるだけの全力を注ぎたい!
そんなことを思って書いた今回は、誰もが知る「ピラミッド」の記事なのですが....
実は少し前にもヌビアの遺跡群というエジプトの記事を書きました。

「またエジプトかい!もっと他の国も紹介してよ!」と突っ込まれそうなのでここで何故今回エジプトなのか触れさせてください...。(言い訳御免

今回私が受けるのは第44回なのですが...

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画像引用:彦根商工会議所https://www.hikone-cci.or.jp/period_ends/7540/

こんな感じで毎回どーんっと告知されるのですが、メインビジュアルになる世界遺産は問題として出題される率が高い!?という迷信があるのです!!
あくまで迷信ですが...なんとなく出題される気がするのです...。

今回は「メンフィスのピラミッド地帯」がメインビジュアルなんです!

しかも教科書でいう太字のところではなく、見落としやすいような細かいところから出題されるんだとか!うひょー!!
ピラミッドは誰もが知っているから、コアな部分が出題されそうな予感がしている!(´;ω;`)

なので、今回は記事にして頭に叩き込みます!!皆さん私の試験前最後のあがきにどうぞお付き合いくださいませ!!(笑)


改めてピラミッドとは

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画像引用:阪急交通社  
https://www.hankyu-travel.com/heritage/egypt/pyramid.php

ピラミッドはエジプト古王国時代(紀元前2650年~2120年)の王たちがつくった、巨大なお墓です!

世界三大墳墓のひとつで、世界的にも有名ですよね。

他には大阪・奈良にある百舌鳥・古市古墳群(仁徳天皇陵古墳)と、中国の秦始皇帝陵が世界三大墳墓と言われていて、2019年に百舌鳥・古市古墳群が登録されたので、すべて世界遺産となりました!

メンフィスのピラミッドが世界遺産に登録されたのは1979年でした。ちなみに、最初に世界遺産が登録された年は1978年なので、ピラミッドは早い段階で世界遺産となりました。

そして、文化遺産として全部で3つの基準をクリアしました。
【綺麗な三角形が目を引く、人類の傑作( i )、エジプト文明の証拠( iii )、エジプトの伝統・信仰・思想等( vi )】

まさにエジプト文明の象徴!


ピラミッドの歴史①

王国の都だったメンフィス周辺のギザからダハシュールにかけて約30のピラミッドが点在しています。

ピラミッドを初めて建造させたのは古王国時代第三王朝のジェセル
これまでのファラオ(王)たちはメンフィス近くに日干しレンガなどでつくる、「マスタバ」と呼ばれる角形の墳墓を建造していました。

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画像引用:海外食べ歩きブログ(レシピ付き)https://s-tabearukirecipe.hatenablog.com/entry/2019/03/20/172448

マスタバもお墓と考えると、かなり立派ですよね!もっと小さいものだと勝手に想像していました。(笑)

しかしジェセル王は宰相イムホテプにこれまでにないお墓をつくれ!と命じます。イムホテプは「不滅の建材」と呼ばれる石を使って高さ10mのマスタバをつくりその四方を拡張、さらに上に石を積んで4層のピラミッドを建造。そこから4層のピラミッドをもとに6層にし、高さ60mのピラミッドをつくりあげました。

これまでつくってきたマスタバを基礎にして造られたんですね〜!うまく応用している!!
ただただ積み上げるだけでなくて、何層にもしてピラミッドは造られたんですね~!そりゃ今も残るほど頑丈なわけだ!!

このピラミッドの周辺には神殿などの建造物があり、この神殿からミイラ作りの際取り出した王の臓器を納める壺も発見されています。

ミイラって臓器取り出すの!?そこからまずびっくりなんだけどっ!!
臓器壺...。開けたらどうなっているのか気になる...。(笑)
ミイラの画像載せようと思ったけど怖すぎてやめました(笑)




ピラミッドの歴史②



ジェセル王がピラミッドを建造以来、歴代の王たちは競うようにピラミッドを建てました。第4王朝のスネフェル王は、屈折ピラミッドや赤のピラミッドなど、在位中に3つのピラミッドを建造したんだそうです。

3つも!こりゃすごい!

さらに第5王朝クフ王の時代には現存する最大のピラミッドが築かれました。このピラミッドは当時高さ150mもあったとされており、平均2.5tの石が約230万個も使われたそうです。
そして近年では、周辺から労働事業者のための宿舎跡が見つかったことから、建造は農閑期に人々を動員する一種の公共事業であったとする説やクフ王のピラミッドはおよそ10万人もの人々が建造に携わったという説もあり謎は深まるばかりです..。

10万人て...!どんくらいの規模なのか想像つかないな〜。
ちなみに日本で一番収容人数が多い球場は日産スタジアムだそうです。最大収容人数72,327人!それより30,000人多い…。やっぱり想像できない(笑)

その後ギザにはカフラー王メンカウラー王の巨大ピラミッドが建造されましたが、その次のシェプセスカフ王からは簡単なマスタバに戻ったそうです。その後のファラオたちも小規模となり、そのままピラミッド時代は終わりました。


謎に包まれたピラミッド

ピラミッドは紀元前につくられたものですから、どのようにしてつくられたのか色んな説がある謎多き遺産です。ピラミッドは過去に光っていた!?という発電説や、実は宇宙人がつくった!?という宇宙人説など色んな都市伝説もあります。

まず、何千年前のものが今も残っているだけで凄いことですよね!世界遺産の勉強をしていると「紀元前」というワードや、自然遺産だと「氷河期」というワードがでてくるのですが、遠い昔の話すぎて伝説のようなおとぎ話のような気持ちになります...(笑)
今でもそれを確かめる、見ることができると思うとなんだか信じられないですよね!(笑)

謎は多いままですが、文明の証拠であることは確かだと思います!これからも後世に受け継がれていくんだろうな~。

#ずっとずっと文明の証拠としてあり続けてほしい



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