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仰げば尊し【とてもスキな投稿】

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思わず胸が熱くなったスキな投稿を集めました。 テーマは例えば、【本への恩】【動物への恩】【人への恩】【文学への恩】など
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2024年7月の記事一覧

あたちは保護犬でしゅ by歩歩

「あたちの名前は歩歩(ポポ)でしゅ🐶 2020年10月22日に、おかあしゃんのお家に来ました🏠」 歩歩に出会ったのは、2020年10月17日。 県動物愛護センターで、県内の保護団体さんが開催していた譲渡会場で見かけたのが歩歩でした。 柵で囲まれたドッグランの中で、他のワンちゃんの後をヒョコヒョコと着いて歩いていたのが歩歩でした。 そうヒョコヒョコと、腰を下げて引きずるような歩行で…一目で後ろ片足が使えない子だなと分かりました。 譲渡会場に来ている来場者を時折眺めては、ま

目が見えない うちのわんこから教わったこと ~与えられた環境の中でどう進むか~

「見えない見えないって、おばあちゃん扱いしないで!」 うちには、12歳のメスのトイプードル、PONO(ポノ)がいます。ポノは白内障と網膜変性症のため、約1年前から全く目が見えていません。光も感じられていないとのことです。そんなポノが何を思っているのか、困っていることはないかなどを知りたくて、以前にもお世話になったことのある、動物の気持ちを感じ取れるカウンセラーさんのところへ行きました。すると、開口一番(と言うのかしら)、ポノに叱られてしまいました。そして、その姿勢に感動し、

遊びの才能

生後3ヶ月で家にやって来た子犬も月齢6ヶ月を迎え、そろそろ落ち着いてきたところです……と言いたいところながら、未だその兆しはありません。 相変わらずよく食べ、眠り、何より遊びます。 この世界が好奇に満ちた場所であるのは依然として変わらぬようで、子犬は目に映るもの、出会うもの全てに関心を誘われるようなのです。 特に目を見張らされるのがその遊び方で、既存のおもちゃはもちろんのこと、周囲の何でも遊び道具にしてしまいます。 ひもは全般に好きですし、紙があればどこからともなく持っ

覚悟2

月曜日に覚悟を決めた。 20歳のおばあちゃん犬チロを部屋で飼う。 最後までみる。ダンナの反対を押し切った。 動物を飼うってことは相当な覚悟が必要。 「かわいい」一時的な感情だけでは無理だ。 ましてや母が飼っていた犬。 山ほどの愛情があるわけではない。 4年前母の死後うちで引き取り一階の倉庫の広い土間で放飼いで飼っていた。 目は見えず耳も聞こえず食欲は有り。 夜鳴きがひどくなって来て近所迷惑が嫌で 夜中の3時4時にひと回り散歩をしてきたけど体力的にももう限界。 月曜にトリミン

ぼくら飼主の超常体験

アメリカのメリーランド大学コンピューターサイエンス学部准教授のジェニファー・コルベック氏が 書いた犬の死後の霊的な体験の研究報告の論文が出た。 怪しいことをクソマジメに書いてくれていてうれしい。笑 こういうクソ怪しい話は、大好物でたまらん。笑 人の霊は冷たくて、何だか怖いイメージだけど 共に暮らした動物の霊は、暖かくて、安らぎをもたらしてくれるイメージ。 ぼくら飼主は、旅立った共に暮らした動物の霊なら、いつでも会いたいし、常に一緒でもいい。 それが幻覚だろうが、

どんちゃん

アレルギー体質で全身脱毛。 そのために、いつも顔だけの写真です。 ドンを見るなり、 「異常だ!」と怒鳴った先生がいたけれど、 今のかかりつけの先生は 「これだけのアレルギーがありながら、 頑張って長生きしているね」と。 小さい頃から診ていただいた先生は ご高齢のため閉院しました。 色々と検査をして、 色々な薬を試しましたが、 その薬でさえ合わないことがありました。 今は、おじいちゃんで目が見えず介助が必要だけど、 時々「心配しないで!大丈夫だから・・・」と 言っている

ある日突然消えた飼い主

2023年6月5日 10才を迎える直前の 「あかね」という名の犬が 愛護センターに持ち込まれたが… 目を覆いたくなる程の 「乳腺腫瘍」でした。 持ち込んだ人間は、 飼い主ではなく、飼い主の友人…。 飼い主は、一年前に癌がみつかり入院。 その間は、飼い主の友人が預かってたが、 日に日に進行する乳腺腫瘍、衰弱… 経済面で病院に連れて行けず、 もうこれ以上は限界だと、 愛護センターに持ち込んだのです。 飼い主自身も、癌の転移と進行で 生きて退院できる日は来ないことを知り、 預か