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読書感想文~うつわを知ること~ご縁に感謝すること~自分を生きること

今日は久々に読書感想文です。
takewoodyさんの記事で紹介されている本を読みました。

綾小路きみまろさんのエッセイです。
語り口調で流れるように読めました。
心にとまったワードがふたつ。

①器

自分の器を満たす生き方
人にはそれぞれ器があります。おチョコだったり、茶碗だったり、バケツだったり、大きさはわかりません。しかし、それぞれにちゃんと受け止めるべきものがある。みんな、何かの役割を持って生きているわけです。
何が優れているという話ではありません。人それぞれ役割が違うのですから。器の大きさを比べたって意味はないのです。

本文より

わたしは、いつも自分を見ていませんでした。自分の器をみていませんでした。自分の器の大きさ、形、質感、色、、、よく見ていませんでした。
いつも、他人の器を羨ましく思っていました。
なんて、立派な器なんだろう。
なんて、素敵な器なんだろう。

わたしもあんな風になりたい。
それには、私にはいったい何が足りないんだろう。

でも、そうじゃないんですね。

わたしは、わたしの器をよく観察すること、よく知ること、そして、受け入れることが大切だったんです。
そして、自分の器を愛おしく思うこと。
自分の器を精一杯楽しむこと。

②縁起

縁起
「原因によって結果が起きる」
お釈迦さまは
「此があれば彼があり、此がなければ彼がない」
と説きました。

本文より

本文にも人とのご縁について書かれていました。
わたしも、人とのご縁のありがたさを感じます。
最近では、5年前にあるコーチに出会ったことが自分の世界を広げるきっかけとなりました。
いろんな分野に興味を持つきっかけとなりました。
本質を知りたいと追求するきっかけとなりました。
そのきっかけをつくった出来事が、次男の不登校であり、その次男とも親子ですがご縁であり、今は、登山を通して楽しみを共有しています。

③おわりに

本のタイトルもステキですよね。
「しょせん、幸せなんて自己申告」
ほんとにそうです。
わたしが、幸せだと思えば幸せなんですね。
人との繋がりに、ご縁に感謝しながら、自分の器を楽しんでいきたいと思います。


お読み下さりありがとうございます。

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