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まるで待っていたかのように。

長男が今日巣立ってしまった。

わたしは仕事が何時に終わるかわからなかったから、、
お昼に会ったときに「じゃあね!」
と明るくあいさつをしておいた。
20時くらいに行くと聞いてはいたが、
わたしの仕事は終わる時間が不確かだから、、
見送れないかもしれない。

わたしは、小さいころから別れのシーンが苦手だ。
お別れする何時間か前から、ブルーに入り、別れ際は必ず泣いていた。
いちばん小さいころの記憶は、小学生のころ、母方の叔母さんと楽しい旅行をして、叔母さんとの別れ際には必ず号泣していた。
しかも、泣くまい、涙の顔を見せるまいとすると、余計ダメでもう涙が止まらない。
また会えるのに。
わかっていてもお別れのはときは込み上げてくる感情に支配されてしまう。

今回も。
わたしが20時過ぎに帰宅途中、偶然、長男が駅へ向かう道で会った。
まるで、待っていたかのような偶然だった。
神さまの計らいとしか思えない。
ちゃんとあわせてくれた。
「お兄ちゃん!いってらっしゃい!元気でね!頑張ってね!」
涙が止まらない。
けど、想いは伝えておこうと泣きながらもあかるく振る舞い声をかけた。

そのあと、お風呂に入りながらもわたし、子育て頑張ったよな〜と自分に声をかける。
あんなこともあった
こんなこともあったでしょう〜♪
という歌とメロディがまた泣ける。

巣立っていくお兄ちゃんに精一杯のエールを送る。

大丈夫、大丈夫、大丈夫。

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