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地方が手遅れになる前に

 毎年のこの季節は鳥取『かに吉』へ蟹のフルコースを食べに行くのが決まりだ。唯一無二、鳥取の飲食店として破格の金額を請求されるが大満足である。
 その道すがら、機上から見下ろした日本の美しい雪景色。しかし、ふと思うこともある。平地が少ない狭い国土ではあるものの、湯水の如く湧き出す豊富な水源のおかげか、日本人は世界一清潔な民族となったのと、島国だからこその防疫体制で人口密度の高い国を実現できた。

 裏返せば、それはほとんどの場所ではありえないくらいの狭小土地まで開拓し尽くしてしまったとも言える。江戸時代には、北海道を除くほとんどの地域でかなりの山間部まで田んぼが広がっていたはずだ。空撮写真をみればそれは一目瞭然だろう。
 ほとんどを人力に頼り耕された農地を維持するために家族制度は強固になり、どんな奥地でもそれなりの人数が集まる集落がサスティナブルだったはすだ。それは機械化が進む戦後すぐくらいまでは維持されてきた。

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