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即「調べる」が生む情報と知識の格差

 海外のレストランに行くと珍しい食材に出会うことが多い。今回もミシュラン二つ星のレストラン『Sorn』のデザートとして出会ったのが「サゴ椰子」のタピオカだ。
 このサゴ椰子、東南アジアの限られた土地でしか生育しないが、耕作不適地などでも栽培ができ単位面積あたりの澱粉収量が高いのでローカルでのエネルギー源として重宝されているらしい。

木を切り倒して髄質を取り、木屑と澱粉に分離する。残念ながら米のようにタンパク質やビタミンなどはあまり含まれてはいないらしい。残った木屑は燃料などに再利用するとのこと。
 このレストランでは素材をプレゼンテーションしてくれるので、実際にサゴ椰子のブロックから分離された澱粉の粉も口に含むことができた。

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