マガジンのカバー画像

【記事まとめ】プロアクティブ行動、組織社会化、組織適応

44
プロアクティブ行動、組織社会化、組織適応、関連のnoteをまとめてみました。
運営しているクリエイター

#毎日note

【論文レビュー】組織社会化と社会化エージェント:福本 (2023)

新しく組織に参画した社員が組織に馴染むというような意味合いの組織社会化は、組織が公的な施…

【論文レビュー】異動による組織再社会化はどのように捉えられるのか?:町支(2022)

本論文では、教員にとっての異動に伴う組織再社会化についてレビューされています。とはいえ、…

【論文レビュー】ハイ・パフォーマーの中途入社後の組織適応は何が違うのか?:尾形(…

新しい組織に参画した後にその組織に馴染むことを組織適応と言います。著者は、中途入社者の組…

【論文レビュー】組織社会化研究の2つのパラダイムとは何か?:福本 (2015)

本論文は、福本俊樹先生(同志社大)が博士課程在籍時にワーキングペーパーとして出されたもの…

【論文レビュー】リアリティショックと組織コミットメントの不思議な関係!?:Dean e…

職業柄(研究柄?)、リアリティショックに関する設問を読み込む機会があり、設問文という極め…

【論文レビュー】リアリティ・ショックはどのように生じてどのような影響を及ぼすのか…

新しく組織に参入するとき、私たちは何らかの認識にギャップやズレを感じます。こうしたものを…

【読書メモ】若手社員の組織適応を促すために重要な存在とは?:『若年就業者の組織適応』(尾形真実哉著)

企業等の組織に入るとき組織に馴染むことを組織適応と言います。この組織適応を促すために組織が支援することが行われ、その主たるものがビジネス現場でも使われるようになったオンボーディングです。今回は、尾形真実哉先生の『若年就業者の組織適応』の第8章「組織適応エージェント」を基に組織適応を促す存在についてまとめます。 同僚サポートの調整効果職場のコミュニケーションの活発度合いをコミュニケーション風土と呼び、勤務する組織の暗黙的なものも含めた文化規範に慣れる度合いを文化的社会化と呼び

【論文レビュー】組織社会化の成果は短期と長期で分けて考えるべし!:Bauer & Erdoga…

今回取り上げるのは、立教LDCの同窓生である落合央さんから教えていただいた論文です。落合さ…

【読書メモ】リアリティ・ショックとは何か?:『若年就業者の組織適応』(尾形真実哉…

尾形先生の『若年就業者の組織適応』の第3章ではリアリティ・ショックが扱われています。リア…

【読書メモ】ポジティブ・サプライズとは何か?:『若年就業者の組織適応』(尾形真実…

新しい組織に入るときにリアリティ・ショックという想定外の悪い印象で組織への適応が遅れる事…

【論文レビュー】キャリア・アダプタビリティはどのようにプロアクティブ行動に影響す…

ホットな概念や理論はどんどん研究が進んでいくのですね。日本では、キャリア・アダプタビリテ…

【論文レビュー】職業的社会化はどのように測定できるのか?:藤井(2018)

職業生活への適応を表すものとして職業的社会化という概念があります。本論文では、看護職員を…

【論文レビュー】プロアクティブ行動はどのように測れるのか?:太田ほか (2014)

組織社会化を個人の能動的な行動によって図るという捉え方があります。このような行動をプロア…

【論文レビュー】組織からの組織社会化の働きかけによって個人は何を学ぶのか?:小川(2006)

小川先生の博論の一本目の研究は量的調査です。組織社会化戦術が、個人のどのような学習を促して、組織コミットメントや職務パフォーマンスに影響するのか、を明らかにしています。意訳すれば、新人研修や配属後のOJTがどのような効果を持っているのかに関する研究知見を提供している調査と言えます。 結果の概要どのような組織社会化戦術が、組織環境に関する多様な個人の学習のうちの何に影響(一次的社会化成果)し、一次的社会化成果を媒介して(一部は直接的に)職務パフォーマンスと情緒的組織コミットメ