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SmartHRのブランディングを牽引する組織のはなし

はじめに

こんにちは。
SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。

今回の記事は、昨年公開したnote記事「マーケティングとコミュニケーションデザインを担う、新しい組織をつくります」の続編にあたる記事になります。

これまで
マーケティング新組織をつくる際に考えた、"サービス"と"ブランディング"の定義について」、「SmartHRのサービスクリエイティブ組織、あるいはチキン南蛮について」、「「戦略策定」「マーケOps」「デザインOps」「データ分析」をつなげて、欲張り組織を作った話」といったnote記事で、ブランディング統括本部(マーケティングとコミュニケーションデザインから成る新しい組織)を構成する各本部の紹介をしてきましたが、その最後として「ブランドコミュニケーション本部」を今回の記事で紹介します。

特に

  • SmartHRのブランディング活動に興味がある方

  • SmartHRのブランディングに携わりたいと思っている方(転職を検討くださっている方)

  • マーケティング、デザイン領域の組織作りの情報を収集されている方

の参考になればと思っています。

まずは、ブランディング統括本部について

改めてブランディング統括本部とは?についてですが、これはマーケティングとコミュニケーションデザインの組織を統合した組織名称になります。
2つの組織を統合し、さらに職種の垣根を越え、複数あるミッションを達成するために最適な組織に再編成しました。

「企画部分のマーケティング組織と、最終的なアウトプット部分を担うデザイン組織の繋がりを強めることで、さらによいものをつくり、組織全体の成果を高める。」ことを意図とし、それぞれの強みを引き出しあえる組織に成長していくことを期待しています。

さらに詳しく知りたい方は「マーケティングとコミュニケーションデザインを担う、新しい組織をつくります」(再掲)をぜひご覧ください。

ブランドコミュニケーション本部について

まずは、ブランドコミュニケーション本部全体について、その役割と構成について紹介していきます。

ブランドコミュニケーション本部の役割と大切な要素

 ブランドコミュニケーション本部の役割は、「企業や組織が自身のブランド価値をステークホルダーに伝え、ステークホルダーの心の中におけるブランド地位向上を図ること」です。言い換えると、サービスのブランド向上のため顧客、未顧客に対し、SmartHRをどう表現して、伝えていくか。また、企業のブランド向上のため従業員や採用市場などの幅広い利害関係者に対し、SmartHRを、どう表現し、伝えていくか。つまり、サービスブランディング、コーポレートブランディングの両面に携わり、その価値向上のためのコミュニケーション戦略から実行を担っています。

一方で、サービスにしろ、コーポレートにしろブランディングは、一つの部門で完結するものではなく、できる限り全社で理解し、実行していくこと最も効果的です。そのため、ブランドコミュニケーション本部が、すべての活動の中心になることにはこだわらず、状況や領域によって自分たちがリードすべきか、サポートにまわるべきかを適宜判断し、様々な活動に携わっています。

そして、こうしたブランディングにまつわる活動を「ブランドマーケティング部」「ブランドコミュニケーションデザイン部」「ブランドマネジメント」の3つの部で担っています。

ブランドコミュニケーション本部の組織構造

それぞれブランドマーケティング部が5名、ブランドコミュニケーションデザイン部が6名、ブランドマネジメント部が2名(2024年1月末時点、育休などで休職されている方は除いています)と総勢13名が所属しています。ブランディング統括本部の他本部は、20〜50名から構成されており、それらと比較するとスモールチームでクイックに活動をしています。

ブランドコミュニケーション本部を構成する各部の役割と困りごと

はじめに、ブランドマーケティング部について紹介していきます。

ブランドマーケティング部は、「SmartHRの競合優位性を保つ/作るために、想起・信頼・愛着などを向上させることでブランド価値を高める活動を行う」ことを役割としています。その活動は、マスマーケティングとブランドエンゲージメントの二つに分類されています。

マスマーケティングは、テレビCMや屋外広告といったチャネルを活用し、広く浅く多数のステークホルダーに対し、コミュニケーションを展開していきブランドの認知、想起を高めていきます。またブランドエンゲージメントは、マスと比較し、狭くて深く、SmartHRとステークホルダーとの繋がりを深めていくことを目的としています。
下記の活動イメージで示すと「WORK DESIGN AWARD」「WEDNESDAY HOLIDAY」や「アクセシビリティムービー」がブランドエンゲージメント領域の活動にあたります。

ブランドマーケティング部の活動イメージ

そして今、このブランドエンゲージメント領域の活動が拡大中で、めちゃくちゃ困ってます~映像・記事やPodcastなどのコンテンツ、イベントを企画立案から実行までコミットできるよって方、いらっしゃいましたら、ぜひ応募してきてください~

続いては、ブランドコミュニケーションデザイン部についてです。

ブランドコミュニケーションデザイン部は、「ブランドコミュニケーション領域の戦略・企画の狙いを体験・アウトプットに反映し、認知・興味・好意醸成を最大化する」ことを役割としています。前述のブランドマーケティング部と連携したり、はたまた採用、コーポレート部門と連携しながら、ブランドコミュニケーション領域全般の企画へ入っていき、企画やその情報整理、クリエイティブディレクション、アートディレクション、運用改善などを行っています。

ブランドコミュニケーションデザイン部は、ブランドディレクションユニットとブランドデザインユニットとの二つのユニットから構成され、ブランドディレクションユニットが、各企画のコンセプトを実現するため情報整理、体制構築、マイルストーンの設計、プロジェク推進を担っています。そして、ブランドデザインユニットが、全社イベント・オフィス内装のディレクション・社内コミュニケーションツールといったインナー向けの企画からブランドマーケ領域のアウター向けの企画幅広く携わり、SmartHRの情緒的な価値を伝えていく活動をしています。

ブランドデザインコミュニケーション部の活動イメージ

そして、このブランドコミュニケーションデザイン部も困っていて、下記に当てはまる方の力をぜひお借りしたいです~

  • ブランド体験設計の経験がある、または、同等のスキルを持つディレクター

  • ブランドコミュニケーション領域施策を推進してくれるディレクターの方

  • ブランドコミュニケーション領域におけるクリエイティブ制作を推進してくれるクリエイティブディレクター・アートディレクター

求人情報はすでに公開され、この記事の最後にリンクを付けているので、詳しくは、そちらをご覧ください!

最後にブランドマネジメント部の紹介です。

ブランドマネジメント部は、「みんなが"SmartHRらしさ"を表現することに迷わず安定してアウトプットできる仕組みによって、ブランド表現のガバナンスが効いている状態をつくる」ことを役割としています。

その活動は、「ブランドをデザインする」「みんなが理解する」「みんながつくれる状態にする」の3つに分類されています。

「ブランドをデザインする」では、パーソナリティの定義など、ブランドを多方面から定義したり、ブランド自体がどういうものなのかを明確に、くっきりさせていく活動をしています。「みんなが理解する」では、ワークショップを開催するなどして、デザインの共通言語化を目指していってます。そして、「みんながつくれる状態にする」では、ブランドアセットの作成・管理・運営を行っています。ブランドマネジメント部の活動についてもっと詳しく知りたいという方は「ブランドを安定的に、もっと強く。SmartHRブランドマネジメントユニットについて」の記事もぜひご覧ください。

ブランドマネジメント部の活動イメージ

もちろん、このブランドマネジメント部の活動もまだまだ伸びしろが多く、デザインガイドライン、ブランドガイドラインの実装から整備までの経験者。ブランドらしさの強化を仕組みの側からつくってきた経験のある方を絶賛募集中です!

おわりに

本日紹介したブランドコミュニケーション本部を構成する3つの部門が、バラバラにではなく、それぞれの得意領域を活かしながら連携・協力し、ブランドコミュニケーション本部として、SmartHRのブランド価値を高めるための活動を日々行っています。一見すると十分にやれていると思われSmarHRのブランディング活動ですが、まだまだ困っていること(伸びしろ、やれること)はたくさんありますので、少しでも興味を持っていただいた方、自分の得意領域じゃん!と思った方、ぜひご覧いただき、カジュアル面談からでも大歓迎ですので、ご応募ください〜

最後に現在募集中のポジションのリンクもおいておきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました〜


読んでいただいてありがとうございます。 お役にたてれば、嬉しいです! こういう記事を書いて欲しいなどのリクエストもお待ちしてます!