広島地区の数少ない、観光客向け快速列車に乗る
【広島10:12→宮島口10:32 快速シティーライナー】
広島シティネットワークの快速
呉線では、珍しくない存在である。
ただ、山陽本線では珍しい。
「シティーライナー」という列車である。
岩国行きである。
この列車は、土休日の2本しか設定されていない。
もう1本は1時間前の広島9:12発のみである。
上りは同じような時間帯にやはり、
土休日に2本設定されているのみ。
平日は、快速通勤ライナーが1本設定されているのみ。
■過去には快速が廃止されたり復活したり
ここでは、広島地区の電車が
「レッドウィング」の車両に
置き換わった頃からを紹介する。
2016年のダイヤ改正で復活した。
この時には、土休日のみ毎時2本、
すなわち30分毎に設定された。
この快速シティライナーも2年後の
豪雨災害で広島県内の山陽本線が
ダメージを受けたときに一旦運行
取りやめになった。
その後、2020年に復活するも、翌年
感染症拡大で運行本数大幅削減。
そして現在の運行本数になる。
■広島駅を出発
広島を出ると、新幹線と並走する。
新白島は新しい駅で、
アストラムと乗り換えである。
この列車は通過。
次が、横川でここは可部線乗り換え駅である。
横川駅の可部線ホームは北側になる。
また、路面電車の広電乗り換え駅だ。
そして、西区の中心地のようだ。
可部線のローカル線は、三段峡ー可部は廃線された。
その後、あき亀山駅までは復活した。
新幹線はトンネルで直線状に行くが
JRは左にカーブし南に進路をとる。
太田川放水路沿いに走る。
■広電と並走
西広島は本来、通過駅であるが運転抑止をくらう。
広島電鉄は、運転上の重要拠点駅で
宮島線は路面電車から郊外電車に変わる。
新井口は、商工センター入口駅と連絡している。
この辺りはロードサイド店が多い。
8分程で運転再開したものの、
すぐ前を普通電車が走っていて
そのすぐ後ろをノロノロと追いかける。
この辺りは、広島電鉄と並走する区間。
五日市に停車。
この辺りは、広島の郊外といった感じ。
建物が密集している。
佐伯区の中心。
■廿日市市に入る
廿日市付近は結構山が迫って来る。
宮内串戸は広電宮内駅の傍。
阿品は同じ駅名の広電阿品のそば。
そして、ボートレース場が
見えてくると宮島口に至る。
宮島口から連絡線乗り場は
広電の方が海側を走っているので
近い。
■まとめ
・今のところ、快速シティライナーの本数は限られている
・かつては、観光客向けに30分毎に運行
・山陽本線は広電と並走する区間が多い
・遅れなければ快速は広島-宮島口を20分で結ぶ
・普通は、27分前後
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