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北海道の特急ってそんな安くていいの?

 ネットを介しての、割引の値段がすごくて感動して思わず投稿してしましました。
 今後、はじまる全国旅行支援が40%ということですごいと思いますが、それを凌駕する勢いですね。
 はっきり言って、定価で乗るのが・・・

大都市の発着のみしか設定がない


 札幌・旭川・南千歳発着の設定ばかりで、ローカル駅間の設定がされていません。それでは、主な区間の値段表を貼っておきます。

JR北海道のトクだ値の主な区間と料金

道央方面


 札幌ー旭川という北海道で随一の輸送需要のある都市間移動(インターシティ)で設定があります。これがすこぶる安いですね。当日でも、45%引きの3000円割れは恐れ入ります。
 この区間は、「ライラック」と「カムイ」という2種の特急がありますが、断然「カムイ」の方がいいです。「ライラック」は、自由席と指定席のシート自体が同じであるのに対し、「カムイ」は指定席はグレードアップしたものを使っており、自由席とはシートが異なります。

道北方面


 石北本線・宗谷本線の特急列車ですが、元々本数が少なく札幌発着が減便になり、旭川での乗り換えが強いられるようになったケースもあります。ここで、気づくのが札幌からの通しよりも旭川で切符を切った方が安くなるケースが散見されます。
 北見なら、札幌から通しで6270円で、途中、旭川で切ると6100円です。もちろん、利用できる列車に制限があって通しは、特急オホーツク、切る場合は特急大雪に乗車となります。これは、うがった見方をすれば乗り換えの手間をお安くしたのでしょうか?
 旭川発着の割引率が凄まじく、55%などという半額以下の商品も存在します。しかも、乗車当日でも予約で利用できるとはすごいです。

道東方面


 こちらは、札幌と空港利用前提の南千歳と道東主要都市の帯広・釧路の間に設定されています。こちらの特徴は、「とかち」号と「おおぞら」号とで値段が異なることですね。
 「とかち」と「おおぞら」の違いは行先が帯広か釧路かの違いです。「とかち」の13日前予約の55%引きは期間限定ですが、すごい率ですね。普段は45%引き、そして、「おおぞら」は40%引きと3段階も値段設定があります。

道南方面


 こちらは函館まで40%引きという事です。そのほか、室蘭までの「すずらん」利用の設定もあります。

そのほか


 北海道全道乗り放題6日間というチケットが道の補助で12000円で販売されている、という事もあります。これも合わせて検討したいです。なお、こちらのチケットは、北海道に住んでいなければ利用前日に北海道入りせねばならず、利用に対するハードルが高いです。割引切符を考慮して、札幌ー稚内往復で元が取れてしまうので必ずしも6日間使わなくても安いに違いはありませんが・・・
 ちなみに、札幌起点に釧路あるいは函館(300キロ以上離れている)往復だけでは元が取れません。逆に言えば、このトクだ値の安さがすごいことの裏返しではあります。
  なお、道からの支援が間もなく終わろうとしています。そうすると、24000円という通常価格に戻ります。それなら、札幌起点に函館往復・釧路往復両方しても、(つまり、1200キロ移動しても)元は取れなくなります。

使い方


 「トクだ値」の会員になって予約をします。クレジットカード決済になります。JR東日本のホームページですね。


 



 


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