都会から身近なレジャースポットとして紀伊半島と房総半島って似てる?
共通点①
同じ地名がある
共通点②
高速道路の延伸で鉄道が衰退した
共通点③
大規模空港が途中で別れる
共通点④
大阪・東京の隣の県庁所在地を経由する
共通点⑤
動物に関するテーマパークがある
■同じ地名がある
まず、和歌山の紀伊半島には、「白浜」がある。
ここは、温泉が湧きパンダを飼育している
アドベンチャーワールドを擁する町として有名。
また、温泉街すぐのところには真っ白な砂浜で
有名な「白良浜」があり、海水浴客で賑わう。
房総半島にも白浜がある。
ここは、鉄道が走っていないが、同じ白浜町である。
位置的には、館山からさらに南側である。
和歌山の白浜よりお客さんが少なく静か。
共通の地名としては、勝浦。
紀伊半島は、ここにも温泉が湧いている。
漁港がありまぐろの漁獲量日本一。
房総半島の勝浦は涼しい街として有名。
この猛暑にもかかわらず猛暑日にはなったことがない。
■高速道路の延伸で鉄道が衰退した
千葉県の房総半島は、東京湾アクアラインによって
東京と房総半島を結ぶ特急列車はお客さんが
激減した。
内房線の特急列車はほぼ壊滅状態で実質的に
東京への通勤特急しか走っていない。
その代わり、このアクアラインを使った
高速バスがたくさん走っている。
和歌山の紀伊半島は、阪和道の延伸が大きい。
特に、海南から御坊へ向けて紀勢本線は
海岸線に沿った語りで遠回りしている。
それに対して、高速道路は山の中を
一直線に結んでいる。
また、JR西日本も高速道路との対決を
あきらめたかのように特急「くろしお」は
所要時間が増大している。
これは、以前は振り子車両でカーブでもあまり
速度を落とさずに走ることのできる車両を使っていた。
しかし、現在はそれらを使っていない。
振り子車両は、揺れるとか酔いやすい
というデメリットもある。
今年の春に「やくも」に振り子車両が
導入されたのとは差を感じざるを得ない。
ただ、これ以上の高速化をして
「くろしお」の所要時間が短縮して旅客数が
増えると期待できそうもない。
その結論が現在の運転方法が答えなのだろう。
■大規模空港が途中で別れる
これは、厳密な意味で違う。
東京に対する成田空港は、鉄道の路線では
途中の千葉から別れているが、房総半島へ
向かう路線ではない。
ただ、かつては(京葉線開通前は)空港への
路線と同じ線路を走っていた。
ただ、高速道路のアクアラインは成田空港は
通らないばかりでなく、羽田空港の
すぐ近くを通る。
大阪に対する関西空港では同じ路線を通り
途中の日根野で別れていく。
高速道路も鉄道の路線にほぼ並行しており
似ている。
■大阪・東京の隣の県庁所在地を経由する
房総半島は、JR線千葉市を構造的に、
千葉という大都市がある。
紀伊半島は、和歌山市がある。
規模感は違うものの、それぞれ半島に入る
手前にある都市でどちらも県庁所在地である
ことなども共通している。
■動物に関するテーマパークがある
房総半島には、鴨川シーワールドがある。
シャチのショーなどで有名で、鴨川行きの特急も運転
されている。
紀伊半島は、白浜にパンダの繁殖などで有名な
アドベンチャーワールドがある。
同じく、白浜行きの特急列車も運転されている。
■まとめ
両半島、鉄道が苦戦しているの共通。
その分、クルマでの移動が便利
どちらも、海沿いで魅力いっぱい
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