見出し画像

青い海、太陽、白い砂浜がテーマの特急電車に乗車する

1993年にデビューした、「ビュー」という
名前の特急電車。
房総半島をテーマにした車両である。
もう、30年以上前デビュー。


「ビーチに向かう」って感じ

■車体色

車体色は、青は、青い海、黄色は眩しい太陽、
白は白い砂浜をイメージした色。
まさに、海に向かう特急電車としては
テーマにあった色。

■ホントは、定期列車から引退してるはずだった?


中側は、ブルーの扉


グリーン車も連結してるけど、普通車が良すぎて、
差がほとんど感じられない。
普通車のコスパが良すぎ


最初で最後の乗車になりました。
もう、会えないかと思うと寂しい
車内設備、特にシートがいいだけに残念


 本来は、定期運用としては、
2024年3月ダイヤ改正で終了する予定だった。

このダイヤ改正では、主に千葉県を走る
特急列車の全席指定化がなされた。

「わかしお」「さざなみ」「しおさい」などが
自由席主体の特急から全席指定に変わった。

 そして、これらの列車からこの「ビュー」
という車両が引退の予定だった。
ただ、実際には期間限定で残ることになった。

この理由は、自由席主体特急から全席指定特急への
激変経過措置と見ることができる。

全席指定になったと知らずに気軽に
乗って来るお客さん対策だそうだ。

実際に乗っていた時のも車内改札で
特急券を求めている方が結構おられた。
今までは、それが常識だったからしょうがない。

7月1日以降は、使用車両が座席数が約半分程度の
編成に変わる。

■乗り心地は抜群


乗車率も低めで快適な車内


 乗り心地であるが、かなりクッションが柔らかく
最近の固めのシートとは一線を画す。

 リニューアル工事などを受けていなくて
やや古ぼけた感じは否めないがシートの
座り心地は抜群だ。

最近、トレンドのコンセントなどはついていない。

■かなり、ゆとりを持ったダイヤ


 ダイヤとしては、今色々と話題になっている
京葉線を走る。


ほぼ、100km/hくらい



定時のダイヤでは、ゆっくりと走っていても
余裕があるようで100km/hを越えることは
ほとんどなかった。
 性能を持て余している感じだ。


こんな景色


たまたま、すれ違ったモノレール

 東京ディズニーリゾートと幕張新都心という
2大大規模集客施設が沿線にあり
これらのイベント開催時に指定席特急を
走らせると着席料収入で潤う気もする。

 今のところは、房総半島と東京を結ぶ
特急に徹している感じだ。

先日のダイヤ改正でも、日中時間帯は
2時間毎から3時間毎に減便されている。

■臨時特急で今後も活躍予定


 今後は、臨時列車として引き続き
房総半島方面で使われていくようである。

 ただ、今後いつまで活躍を続けるかは
不透明といわざるを得ない。

 まあ、私などのよそ者にとっては
定期運用終了は実質的にはもう姿を
見ることはできない。

■まとめ

  • ビュー車両は、定期運用は6月末まで

  • 今後は、臨時列車としては当分走る

  • ダイヤはかなり余裕で京葉線の臨海部をまったり走る

  • デザイン、雰囲気は古めかしいが乗り心地はすこぶるよい

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,651件

#旅のフォトアルバム

38,828件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?