日本で最もお手軽な標高3000mへ。
なにか,いとも簡単に標高3000mへ行けるかのようですが、都会からは遠く、大変ではあります。ただ、頑張れば都会から日帰りで行けなくもないです。(上の写真は、乗鞍ハイラインを眼下に望む山道からです)
最も、標高の高い舗装道路
それは、乗鞍スカイラインと乗鞍ハイラインです。乗鞍岳は、長野県と岐阜県の県境に連なる山の総称です。最も標高の高いバス停が、2713mのところにあります。最も標高の高いバスターミナルは、畳平というところにあり、乗鞍登山の拠点となっています。
環境に配慮した取り組み
畳平までの交通機関は、バスかタクシーということになります。自力で行くには歩くか自転車は可能です。できるだけ、排気ガスがないように配慮されています。
乗鞍最高峰へ
乗鞍岳の最高峰は、剣が峰という山です。ここまで、上りは畳平バスターミナルからは、90分とされています。途中の 小屋でハーフのような感じで前半は、比較的なだらかで道幅も広い道です。後半は石や岩場がゴロゴロした道に変化します。
畳平まで、バスで来たならば標高差約300mを歩くのみで3000mを超える地点に踏み入れることができます。そのことから、最も手軽に3000mにいくことができるということです。
自然
畳平バス停からすぐに、お花畑があり、夏場には高山植物が咲き乱れます。また、ところどころ池があります。これらは、かつての火山活動により生じたものですね。噴火した後の名残と聞くと自然の脅威を感じますが、今では美しい景色の一部に溶け込んでいます。
天気が良ければ、アルプスの山々が望めます。
交通のアクセス
東京方面からは、乗鞍観光センターにバスターミナルがあり、畳平行きバスが出ています。大阪・名古屋方面からはほうのき平バスターミナルまたは平湯温泉バスターミナルから畳平行きバスが出ています。どちらのバスターミナルにも広大な駐車場が用意されています。
なお、冬季は通行止めです。シーズン中は平湯温泉や乗鞍までの東京や大阪からの直通バスも運行されます。
まとめ
・標高2700mまでバスに乗って来られるのでお手軽な3000m登山。
・とても自然が豊か
・高山であるため、木などもなく別世界
・乗鞍は環境対策も厳しく行われ、環境保全に取り組んでいます。
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