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間取りミステリー楽しい!〜読書感想〜

こんにちは、ほどほどです。
今回ご紹介する本は、雨穴さんの『変な家2』です。

前作『変な家』もすごく面白かったですね。
間取りの謎という、みんな一度は見たことのある図から謎が生まれるという視点が良かったのかなと思います。実写化もされましたね。

本作も間取りミステリーにふさわしい内容で、最後まで読まないと謎が解けない感じでした。11個も謎があるので、本の半分くらいから謎解きが始まるんですよね。
個人的にはミステリーの謎解き部分が一番好きですね。ページをめくる手が止まらなくなります。

内容には触れませんが、わたし的なおすすめポイントを教えておきますね。

☑️間取りを見ながら妄想できる

この部屋はなんで作ったんだろうとか、勝手に妄想するのがめちゃめちゃ楽しい。

☑️一見何事もない11件の事案が見事に繋がっていく

1回読んだだけだとピンとこない部分が、2周目に入って覚醒します。

☑️完全な答えがなく、読者に考えさせているところ

ある程度は推察してるんですが、完全に答え合わせするわけではないので読み手の想像に任せている部分がある。その分ちょっとモヤモヤするけれど、そこが魅力かな。

間取りは10人いれば10通りあるので、さらに続編も作れそうな勢いありますね。
次は学校か?なんて想像するのも楽しいですね。

読書コミュニティ「lectio」の読書会もあって、謎解きの部分で盛り上がりました。
ミステリーはみんなで読むといっそう読み解く事ができるので大好きです。

#66日ライラン


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