2020.10.26(月) Films tell me
今日も晴れ。
中1の時に買ったカメラに何十年ぶりかで入れたフィルムをやっと撮りきったので現像に出した。2時間と待たずに仕上がってきて驚いた。紙焼きしなかったからだろうか。コストはそれなりにかかるけど、やっぱり雰囲気がある。わざとそういう被写体を選んだから、余計にタイムレスな記録に感じる。
マスクを付けた人が写っているカットだけ、2020年らしく見える。
24枚撮りで27枚撮れた(大体2〜3枚は余分に撮れる)が、最後の一枚はむりやり巻き上げているのでこんなふうにフィルムの端が切れている。それもまた味。
ジリジリとレバーを巻き上げてから、一コマ一コマじっくりタイミングと構図を見計らってシャッターを切るあの感覚を忘れないように、時々このカメラを持ち出そうと思った。自分が一番最初に触れたカメラが40年後にまだちゃんと使えるなんて、ありがたいことだ。
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そういえばインスタにこんな自撮りを載せたら「Vivian Maierみたい」というコメントをいただいた。
ヴィヴィアン・マイヤー、知らなかった。経歴も謎めいていて興味を惹かれる。こんな生き方はなかなかできない。
そして作品の強さと集中力に唸る。
ただ撮りたいから撮る。それはアマチュアカメラマンの特権。僕も一生それで行きたい。最後に、フィルムで撮ったセルフポートレイト。
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