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# 2 「あの日があったからと言えるように」
こんばんは!
3週目の投稿となります!
今回は10月7日に行われたU-22B vs 上武大学のIリーグ第18節を終えて、
どう感じたかについて、気持ちの整理も含めて書こうと思います。
少し長くなりますがぜひ、お付き合いください。🙏
U-22Bの現在の状況として、17試合を終えて10勝2分5敗で5位。
後期、筑波と城西に2連敗してからとにかく勝ち続けることが、
僕たちが昇格する上で必要な結果。
この試合も昇格する上で勝たなければならない試合の一つ。
残りの3試合、全て勝つことができれば一部への昇格戦へ進出できる可能性を高めることができる。つまり、四年生とのサッカーできる時間は増える。
絶対に今日もこのチームを勝たせて四年生とサッカーできる時間を増やす。
そう自分に言い聞かせて、試合に臨んだ。
この試合の前半は、開始早々に失点してしまったこと、
四年生の一人が負傷交代してしまったことを除けば、
今シーズン最高の試合ができていたと思う。
前半のチーム全体の雰囲気は最高だった。
ピッチにいる全員がポジティブな声をかけ、
とにかく「隣の仲間を助ける」意識を持って戦えていたし、
何よりプレーしていて全力で楽しめていたのが、その証拠だと思う。
前半終了間際、一人の四年生から「郁也、一点いくぞ」と言われた。
その四年生は自分が入学した時から二軍(U-22A)で活躍していて、
今シーズンまで一度も共にプレーしたことはなかった。
「昨年まで四軍だった自分が、そんな先輩と同じピッチで戦っている」
追いつかなきゃいけない時間で、少し焦りも感じていた中で、
その時になって急にそんな実感が湧いてきて、
嬉しさとワクワクが高まって、言葉では表現できない昂りを感じた。
そんな中、前半は一点を返すことができず 0-1 で前半を折り返す。
ハーフタイムのベンチの雰囲気も最高だった。
「俺たちなら逆転できる」全員がそういう雰囲気を出していた。
しかし、前半のチャンスを逃したこともあってか
後半途中に追加点を許し 0-2 で今季6敗目となってしまった。
正直このnoteを書いている今ですら、気持ちの整理ができないほど悔しい。
それほど重要な一戦だった。
でもここで全てが終わった訳ではない。
この試合に負けたからといって、このチームが終わった訳ではない。
どんだけ悔しくても、もう一度試合をやり直したいと思っても
僕らは「結果をコントロールすることはできない」
その試合までに、身体的にも精神的にも良い準備をしたからといって結果は試合終了のホイッスルが鳴るまで、誰にもコントロールできない。
その中で唯一僕らにできることは
「過程にとことんこだわり、常に最高の準備をすること」
だと考える。
前期開幕から3連敗をした時も、後期2連敗してしまった時も
僕は常にこの考え方で「負けをひきずらない」ようにしてきた。
誰しも、失敗や挫折をして「もういいや」とか「一旦忘れればいいや」と
思ってしまう。
でもそう思うのではなく、辛くても一旦事実を受け入れて、なぜそうなってしまったのかを考え、次は失敗しない(負けない)為にどう準備するかを
辛くても頑張って考えてみる。
この考え方が、成功に繋がるかどうかは
今シーズンが終わってみなければわからない。
でも、まだシーズン途中ではあるが
このチームは一度挫ける度にチームとして結束できている感じがするし、
実際にプレーしていても、シーズンベストの試合を更新できている。
それが実現できているのは普段共に高め合っているチームメイトがいるからだし、勝敗に関わらずポジティブな言葉をかけてくれるコーチがいるから。
このU-22Bというチームのメンバーでできるのも、
四年生と共に戦えるのも、残り2試合。
「あの日があったからまた成長できたよね」って話せるように
多くのメンバーが「2023シーズンは忘れられない」と思えるように
残り2試合、全てを尽くして戦います。
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