できる、できないは別にして、理想の教育制度を語ろう12
*magenta-hikari様のコメント
(前略)もっと保護者、コミュニティ、外部に子供達の教育を委託し、慣例の校務を見直して、本来の職務「授業をする」ことにフォーカスできるようになればいいなと思います。
子供・保護者トラブルなども、スクールカウンセラー、福祉施設、警察が介入してもいいのでしょうね。ヨコになる例かもしれませんが不登校問題は、私がいるところでは児童・生徒の不登校状態が続けられないようになっています。(様々な理由により、学校と政府機関、司法が即介入します)
*小鳥遊 樹のコメント
magenta-hikari様、いつも素敵なコメントありがとうございます。
保護者、コミュニティ、外部に教育の委託は良いアイディアですね。
外部に教育を委託する場合、
子ども達に外部の大人が接するための責任の所在や、
かける言葉や接し方、安全を守るための研修が必要だと思います。
教育のプロではない人達に接することも、
とても大切な社会経験値を積むことだと思いますが、
心ない言葉にトラウマを負ったり、
事故や事件に巻き込まれる可能性も増えることは考えられます。
先生方の負担は減らしたいけれど、
子ども達の安全も守りたい。
そこは課題ですね。
ご両親が考えて家族単位で責任を持ち、
メンターを求めるのであれば問題ないのですが、
学校を通しての外部委託という形をとると、
内容が多岐にわたり難しい面もたくさんありますね。
スケートやスキー教室や自然の家のキャンプなどは、
外部委託に当たると思うのですが、
それ以外にどんな外部委託の例があるかご存知の方がいらしたら、
教えてください。
全国、全世界に、どんな外部委託やコミュニティでの、
楽しい子ども達の学び方があるのか知りたいです。
保護者が学校に出入りするボランティアの場合は、心強い味方になる反面、
状況によっては先生のご負担になることも考えられます。
先生の方針に沿った補助である立場の説明も必要なのではないかと思います。
私は、機織りやわらじ編みなどの伝統的なものや、
占いやプラネタリウムや神社のお仕事をお手伝いに行くとか、
ユーチューバーや絵師さんのお仕事を学ぶなど、
子ども達が興味のあることを片っ端から学べば良いと思うのです。
本当に好きなことを取り(学び)にいく子ども達は
外部だろうと、一人だろうと、外国だろうと冒険に出ています。
その勇敢さが、一握りの天才と称される人達だけではなく、
お子さん全員に備わっているんだということを、
全ての親御さんに伝えたいのです。
どんなことかは未知でも、
必ず全員に生かすべき天から頂いた才能があります。
みんな同じ学校教育をしてしまうと見えにくいだけ。
今日は穴掘りの勉強をしてくるという子どももいれば、
キノコの見分け方を習ってくるという子がいても良いのです。
子どもがやってみたいというワクワクの選択肢を、
どのくらい大人があげられるかも大切だと思います。
先生には、確かに慣例の校務が多すぎます。
生活ノートを何十人分も休み時間にコメントするなんて大変すぎます。
ゆっくりトイレに行ってもらって、お昼寝もさせてあげたいです。
先生達にも、休み時間は必要ですよね。
職場なのだから当たり前です。
小学校も教科担任制にして、
本当に好きな教科を、
本当に聞きたい生徒に対して生き生きと教えて欲しいです。
統一の授業はロボットでもyoutubeでもできる時代です。
今はインターネットで、
日本のみならず全世界共通の授業を受けることが可能です。
例えばNASAの宇宙飛行士さんからの授業とか、
アフリカの国立公園の学者からとか、
国連の職員さんからの呼びかけとか
地球規模の授業も希望すれば受けることが可能です。
その授業を聞いて、自分で考えたことをツイートするなどを、
学びの単位になるようにしてあげれば良いだけです。
日本国内の義務教育は、ジャンルごとに統一した授業内容にして、
地方の格差をなくし受験の不利を無くすべきでしょう。
子どもが個人個人自分のレベルに合わせて、
年齢関係なく好きな内容の授業をとれば良いだけなのです。
本来の職務「授業をする」ことにフォーカスするのは、
つまり、学びたいタイミングの子に対し
そのジャンルの専門家が、適切なフォローをしてあげることだと思います。
支配する学校ではなく、
自分の頭を働かせることのできる学校に変えるのは、
先生には難しいことです。
先生にどれだけ情熱があろうと、
そのシステム自体を変える立場にはいないからです。
国の中央でシステムを作る側にいる方達にも難しいと思います。
その人達は現状の教育制度でトップに上り詰めている人達だからです。
不都合を感じようもありません。
では、誰が理想の学校に変えようと努力をするのか?
学校制度に合わない才能を持った子達を守る教育制度を誰が考えるのか?
それは、お金を納めて、子どもを預けている側の人達です。
今の教育制度に疑問を感じている親や子ども達が、
本当に面白いと思える学校について真剣に考えなかったら、
誰も考える人がいないのです。
それは何十年経ってもそのままです。
児童、生徒の不登校は、子ども達のせいではありません。
誰もが生き生きと、
学びたいことを学べる状況を手にする権利があります。
行かなければいけない場所に、
やりたいことがないというのは絶望的な状態です。
時代も未来もどんどん進化しているのです。
子ども達が学びたいことに合わせて、もっと柔軟に自由に
枠を変えていく制度が欲しいのです。
そのためにも、もっと地方に権限があるべきでしょう。
以前ニュースで、
生徒が高校の部活にeスポーツ部を作ろうとしたけれど、
先生達の反対にあって頓挫したという話がありました。
教育は、今この世にない可能性に対しても積極的でなければなりません。
未来に必要なものは、圧倒的に子ども達の方が知っています。
未来の種を内包して生まれてきていますから。
私たち大人は、もっと子ども達の求めるものに敏感であるべきです。
学校は1日の大半を過ごす場所。
自分の頭で考えて動けることを手助けしてあげることが、
本当の教育ではないでしょうか?
「子ども、保護者のトラブルにも…」以降については、
また後日続けさせて頂きたいと思います。
楽しい思考の時間をありがとうございます。
今日も、おかげ様🙏
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