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【車中泊旅2024春5/15~】5/28 Day14:福岡県:天気の悪い日の過ごし方、繁華街で夜を過ごしたい時の車中泊ポイントとは?

昨晩から九州地方は酷い土砂降り。明けて今朝、雨は弱まってきたもののお天気が芳しくない。ということで、本来は太宰府天満宮を観光してから、適当な所で車内でサンドイッチでも食べ、福岡市内に駐車して市街地を散策しようと思っていたのですが、計画を変更、こんな感じで過ごしました。


天神と中州あたりで天ぷらか屋台料理を考えていたのですが、お昼にお寿司を食べる事にしたので却下。夜は散策のみとしました。体とお財布の健康を考え、一日二食にして一食はサンドイッチ程度にしようという方針です。

〇2026年まで限定!大宰府天満宮の仮殿

夫にとって、今回の旅の目玉の一つとも言えるのが、太宰府天満宮の観光です。数年前に本殿が124年ぶりの修復を決定しました。そこで3年限定の仮殿が作られる事になったのですが、その設計者が国内外で活躍する建築家であり、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務める藤本壮介氏率いる藤本壮介建築設計事務所。夫は仕事をしていた最後の方で、このプロジェクトに若干関わっていた事もあり、今回訪れて実際にできあがった建築物を見るのをとても楽しみにしていました。

夫から、その一風変わった建築物について少し聞いていた私も是非見たいと思っていたので、実際に見られて良かったです。

3年間という期限付きの条件を逆手にとって、屋根に本物の樹木を植栽して帽子のようにしている仮殿。屋上に植栽のある商業ビルなどはありますが、このバランス、この形の物は見たことがない。面白い物を見せて頂きました。

西鉄の太宰府駅から表参道に並ぶショップ、そして仮殿に至るまでの道のりは、9割がインバウンドな感じ。太宰府天満宮は仮殿こそは黒使いの渋い色合いですが、池にかかる太鼓橋の欄干や門に朱塗りが多く、また触るとご利益のある牛の彫刻がいくつもあるなど、中国・韓国の方たちにとって興味がある場所なんだと思います。

表参道にも鳥居が!
名物 梅ケ枝餅 「かさの家」さんのを頂きました。
この門の奥が本殿(現在は仮殿)

〇海鮮特急レーン 寿司じじや

夫が旅のYoutuberさんの動画で見つけたお店です。チェーンの回転寿司屋さんで、各店舗で毎日20食限定の平日ランチ20貫セットというのが人気らしい。

一番乗りで入店し3秒で発注完了!
食べ応えあり。というか私は完食無理でした。

開店10分前に一番のりで店の前に並びましたが、開店時には10人くらいの入店になりました。

20貫といっても種類としては16種類くらいでしょうか。シャリが小さめなのが良いのか、女性客がとても多かったです。

醤油は甘いのと普通のがありました。九州なので甘い醤油を試したのですが、これが悪くない。生臭さを緩和してくれる作用があると思いました。

九州ならではの回転寿司ランチ。これも観光といっていいですね。

〇ららぽーと福岡でパソコン作業

時間が割とフレキシブルな車中泊の旅。天気が悪くなったら、予定に固執せずに計画変更できるのも醍醐味です。天気が悪くなった時、屋外の観光ではなく屋内の観光に振り向けるのが旅人の本筋かもしれませんが、そううまく観光スポットがない場合もあります。

そんな時、私たちはパソコン作業時間にあてています。できれば電源が確保できる場所で行えるのが理想的。そうした場所をいつも探しています。

最近の新しいショッピングモールは、フードコートにコンセントとUSBの充電設備を備えたテーブルがある場合が多いです。ららぽーと福岡を調べたら2024年4月オープンだというので、期待できると思って見に行きました。

ありました。ありました。こちらのフードコート1450席もあるそうなんですが、カウンター席になった一人掛けの席12席だったでしょうか、コンセントとUSB1つづつ用意された席になっていました。フードコートで飲み物を買って、こちらの席で各種編集作業させてもらって、大変に助かりました。ありがとう、ららぽーと!

ららぽーとには実物大ガンダムも居る!

〇繁華街で車中泊したい。どうする?

今までの旅行でも、大きな街を観光する場合で繁華街が魅力的な場所がいくつかありました。できればお酒も飲みたい!となると車中泊場所としては、以下の条件で探す事になります。

・繁華街から徒歩圏内
・トイレ設備がある、あるいは近くにある駐車場
・なるべく安全な場所(明るい、管理側の監視の目がある)
・上記と相反するようですが、なるべく他のお客さんから目につかない
・リーズナブル

今回は天神にある国安駐車場という立駐にしました。夜7時から0時まで400円、0時から朝7時まで400円という料金なので、一晩で800円という価格。秋田駅にも同様の駐車場があって、その時は夜時間開始に人が殺到して場所を確保できない不安がありました。天神の場合も、その辺りが未知だったので夕方6時台に入りました。60分200円ですので、翌朝7時前に出る時に1000円支払いましたが、近隣の外にある駐車場よりはずっと快適だったので、満足です。

街中の駐車場で過ごす場合に我々が気を付けていることは
・火を使った調理はしない
・なるべく車から出入りしない

今回は立駐の柱の脇で壁際だったので、ハッチバックを開けて、素早くサンドイッチを作って車の後ろで立ち食い。こんな程度なら許されると考えています。

立駐は屋根があるから安心

〇天神と中州を散策

ご存じ、この界隈には屋台が並ぶ場所がいくつかあります。具体的によくわからなかったので、天神の交番のお巡りさんに教えてもらいました。

1.キャナルシティ博多近くの那珂川沿い
2.舞鶴一丁目交差点
3.福岡市中央卸売市場前の長浜屋台街

他にもあるらしいですが、とりあえずこの三か所。1が観光客に有名で雑誌にもよく取り上げられるお店が多いので、やや値段が高いそうです。3は市場近くなので一番リーズナブルなんだそうです。

屋台は午後7時くらいから出揃い、8時過ぎから盛り上がるらしい。私たちは午後7時頃にキャナルシティ近くの屋台を見学しましたが、観光客は出足が早いせいか既に満席で盛り上がっているお店が多かったです。2の辺りは屋台がまだ出店していないお店が多かったですね。

屋台は昔ながらのメニューを出しているお店が多く、伝統的な福岡の食文化に触れられました。一方で、那珂川近辺は夜のクルーズ船が出たり、アジアフードフェス、ボルドー市と提携したワイン祭りが開催されていて、音楽もジャズやポップスが流れて、お祭り気分のウキウキとした大勢の観光客がいました。

キャナルシティ附近の屋台街
夕やけとイルミネーションが美しい
ボルドーワインまつり

この年になりますと、博多屋台も夜のクルーズもワイン祭りも体験済み。もう見ているだけで満足しちゃう低コスト体質となっています。ネオンが河面に映り込んで華やかな夜の風景は、夏のパリのセーヌ川とか香港の夜景を思い出させるねぇ、なんて自分たちが経験した思い出話なんかをしながら、夜の博多をそぞろ歩き「伝統と現代のハイブリッド観光地、福岡」、おおいいフレーズが浮かんだなぁなんて悦に入るのが楽しい年頃でございます。

天神と中州と2時間近く歩き回ったあと、車の中で飲む缶ビールは格別においしゅうございました。ということで、今夜も無事に帰宅。おやすみなさい。

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