コロナ後はベーシックインカムが進む
英語の勉強&歴史の勉強ついでにアマゾンプライムでJFKを見てました。ケネディ大統領の死の真相を追っていくという映画ですが、映画の中で「ケネディは共産主義者だ!フルシチョフに甘すぎる」という犯行グループ含め、当時の米国の反共産主義の描写が印象的でした。
落合洋一のデジタルネイチャー(難しすぎて半分も読めてない)でAIの発達によって、AI+BI(ベーシックインカム)とAI+VC(ベンチャーキャピタル)型の仕事に将来は分かれるという話がありましたが、コロナ後はベーシックインカム化が進むんじゃないかなってふと思いました。
とてもじゃないけど、今の居酒屋とかがもともと結構ギリギリで経営してたのに、元の水準に戻るとは思えないし、じゃあその人達がどうするのか、転職先を元の水準保てるように確保しにいくのかって言われると、ベーシックインカム的な支給をしていくって話にするのが一番早いんじゃないかなって思う。10万円支給がわかりやすいベーシックインカムですよね。2回目も検討されているそうですが。まあAIもまだ進んでないし、財源がぜんぜん確保まだできなそうだから厳しいとは思いますが。
コロナ後にベーシックインカムが進むとそれはAI+BI(ベーシックインカム)は共産主義的社会でAI+VC(ベンチャーキャピタル)は資本主義的社会で、いま先進国は資本主義が多いですが、脱資本主義の時代は、資本主義と共産主義の共存で、割とバランス的には共産主義が多いって感じになりそう。
ちなみに単純な仕事はすべてAIに置き換わって知識を持って付加価値を提供するナレッジワーカーの仕事が残るといわれていて、これの代表的な職種が、金融ディーラー、ITエンジニア、コンサルタント、マーケターと言われていますが、どれも「ナレッジ?いや必要なのはどれも体力と理不尽に耐える根性だよ」と僕の中で評判。
僕がいつも米国株で見てるじっちゃまのツイートで印象深かったのが、
「日の当たる道を歩く」というのは一種のライフハックです。ここでの「日の当たる道」とは「良くも悪くも目立つ」という意味。そういってもまだぴんとこない人は「キラキラ系」とか「リア充」とか言えばわかってもらえるか。日本には謙虚の美徳というものがあります。だからこれから僕が話すことに強い反発や抵抗感を覚える人が多いのではないか?と想像します。以前に「僕はいつも学校の成績が悪かったし就職戦線もお話にならないくらダメだった」という話をしました。だからどちらかといえば日陰者でした。以前に「僕はいつも学校の成績が悪かったし就職戦線もお話しにならないくらいダメだった」という話をしました。だからどちらかといえば日陰者でした。
大学は慶應に進んだのですが「え、嘘だろう? あいつが!」高校の同級生からはそういう反応しか無かったです(笑)大学入った後も内部進学者とかのキラキラについてゆけなくて、日陰の雑草みたいにして4年間を過ごしました。正面対決を避け、「身の程」をわきまえた進路……(ああ、あいつはどうせ、あんなもんだろう)と周囲の人も溜飲が下がるような、無難で地味な選択ばかりを自分はしてきた。ゼミの先輩に引っ張られて土建屋に就職したのも、そういう主体性欠如のなせるわざ。その道を進んで選んだ理由は(たぶん楽だろう)と思ったからです。ところが…これが大間違いだった(笑)社会人になってみたら…しんどい上に薄給だし拘束時間は長い、、、まあ、当たり前のことなんですけどね。だから僕が一念発起、つまり「本気」を出したのは建設会社で京都の現場に放り込まれ仮設の宿舎で工事関係者と寝起きを共にし始めたときです。
(なんだ、人生ってのは、どうせ辛いんだな)これが…悟りだった。(毒喰らわば皿まで)どうせ辛いなら徹底的に険しい道を歩めばいいんじゃないか?そういう発想の転換が出来たわけです。人間の能力なんて、五十歩百歩、そう変わりません! みんな均しく能力やチャンスを持っている。問題は進んでそれを取りに行くか? です。だからプラント輸出のコンサルタントの会社に転職したとき「キミはどのプロジェクトがいい?」と聞かれたので「契約金額でいちばん大きなプロジェクトへのアサインメントを僕に下さい!」と手を挙げた。それでクウェートの石油精製工場建設工事に行った。砂漠だから……逃げて帰ってくるわけにいかないのです。退路を断たれているから、前進しかない。だから自分が赴任している隣の町で別の石油施設の拡張工事の応札が動き出したときは無我夢中でその仕事をGETしにいきました。そしたら、その仕事の受注に成功したんです。もちろん、それは会社全体の成功であり僕の貢献はごく僅かだったけど(あいつは砂漠の真ん中で英語で応札書類作って応募したのか)とちょっと話題になった。一回成功してスポットライトを浴びると(なんだ、こんなもん。ただ手を挙げるだけでいいんだな)という「勘所」みたいなものがわかってきた。要するにビジネスというものは一番声の大きい奴のところへ行くんです。だから態度がデカく、自信満々にしていれば良いだけ。実際に仕事を任されてしまったら…冷や汗たらたらです。でもその冷や汗たらたらが、自分をおおきくする。それはRevenue responsibilityということです。つまり売上高につなげることに責任を持つということ。ハリウッドの映画スターが、なぜいつもお定まりの男優や女優ばかりに役が回って来て、若い、才能のある俳優がオーディションで落とされるか? それはそれらのスターを起用すれば「数字が読める」からなんです。つまり観客を動員できるということ。だから映画会社は映画スターの役者としての腕前に高いギャラを払っているのではなく「あの俳優とこの俳優を組み合わせれば、彼が何億円、彼女が何億円売り上げてくれるだろう」というソロバンでもって配役が決まる。
会社というところも、まったくこれと同じです。トム・クルーズが日本に来るとファン・サービスで新幹線借り切って交流会やるらしいけど、その新幹線に駆けつけてくれたファン全員に、ひとりひとり握手するらしい。たいへんな人数ですよね? でも「数字を作れる男」になるなら、それをやらないといけない。自分の所属する部を背負って立つ、自分の会社を背負って立つ……そういう気概というかメンタルを持つことを普段から訓練すれば、フツーの人間でもトップセールスや営業部長になれます。(あいつなら…なんとか数字を作ってくれるんじゃないか?)そういう風に期待される人間と、そうでない人間との差?
それは気合だけです。そういう豪胆な稼ぎ頭を投資銀行では「ビッグ・スインギング・ディック」と言います。ディックというのはオチンチンという意味です。ようするに「俺のモノは誰よりも大きいぞ」と、わざとぶらぶらさせて威張っているような奴……そういう者同士が激突する場所が投資銀行。僕が常に威張っていて反省のかけらもなく傍若無人なのは、そうすることが①最もローコストにビジネスが取れて、②最も安全、だから。
仕事をしていて、効率さを極めようとしがちですが、もちろんそれも大事なのですが、出世したいと考えてる方、やっぱり数字を作れるのは気合。ナレッジワーカーに求めれるのは気合(笑)まあ一定の頭のよさもいるっちゃいるんですけどそこは人並みでOK。
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