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【自己紹介から始めないように!】 感想:『世界最高の話し方』 岡本 純子

『くれぐれも自己紹介から始めてはいけない。自己紹介で始める入り方は退屈なプレゼンの典型です。』

感想

2024年1月からある大学の医学部の非常勤講師を務めさせて頂くようになりました。
なので話し方も勉強したいな、ということでこの本を読んでみました。

本書の前半は個人の話し方、後半はプレゼンでの話し方について解説されています。

「カッコつけて話すほどカッコ悪い」、とか「自己紹介から始めない」、とか「思います、考えていますをやめよう」とか身に覚えのあることもちらほら。。

個人の話であれ、講義やプレゼンであれ、コミュニケーションにおけるキーワードは「共感」です。
ただし、その範囲が狭くなると偏見を生み、極端な感情移入は排他的で攻撃的になる、という共感の限界について指摘されているのは印象的でした。
限定的な共感ではなく、「普遍的、全人類的なcompassion(思いやり,慈悲)が求められる」のだと。

noteでもどんな媒体でも、何かを発信するときは気に留めておきたいことです。

この本を読んで実践したこと、したいことなど

自分の講義スライドを見てみたら、思いっきり自己紹介が先頭にきていたので早急に修正しました!
とりあえず無難とされている「質問」を最初のスライドにして、ある程度講義の全体像をまとめてから自己紹介、にしました。
危なかったー!!

もちろんそれだけで面白さが担保されるわけではないんですけどね。。


基本情報

リンク:世界最高の話し方
購入場所:Kindele Unlimited
読み始めた日:2024年1月31日
備考:


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