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【過去の自分に向けた文章は 誰かの役に立てる】 感想:『書く習慣』 いしかわ ゆき

『「過去のなにも知らない自分」に向けた文章は、具体的なエピソードや溢れんばかりの後悔、そして失敗を未然に防ぐためのノウハウが詰まった、「親切な文章」になり、価値をもつのです』

感想

noteを始めたので、文章を書くことにも注目するようになりました。
そこでみつけた「書く習慣」というこの本は、書くことの効用や、書く方法、言葉の力など、とても優しい(易しくもあります)言葉で詳しく解説してくれます。

この本にはたくさんの金言がありますが、私がひとつ選ぶならばこれです。

『「過去のなにも知らない自分」に向けた文章は、具体的なエピソードや溢れんばかりの後悔、そして失敗を未然に防ぐためのノウハウが詰まった、「親切な文章」になり、価値をもつのです』

大学の非常勤講師の仕事を引き受けたときに、学生の当時に知りたかったこと、知らなかったことを伝えたいなと考えて講義の内容を作りました。
また、お金の講義も研修医になりたての自分に教えてあげたかったなと思いながら作りました。

講義なので文章ではありませんが、何かを伝えるという意味では同じはずです。
自分の経験が必ず誰かの役に立つ、というのはとても嬉しいことです。
高いモチベーションにつながります。


この本を読んで実践したこと/したいこと

あぁーいい本だったな。
この記事を書くために思い出したらまた読みたくなってきました。

なぜそう思うのでしょう?
この本からたくさんの影響を受けたからかもしれません。

noteだけでも次の3つです。

まず読書術
これまで私は気になった一文を書き留めて、感想をなんとなく書いていました。
本書ではさらに、その文章が「なぜ刺さったのか」、「今の自分とどう重なったのか」、「これを受けて今後どうするか」を書こうと言っています。
この本を読んで以降、これらの項目を意識して読書ノートを書くようになりました。

次に文章のタイトル
当初は本の題名と著者を入れるだけでしたが、味気ないなと思っていました。
この本を読んでからは、タイトルの一番最初に自分の主観を入れるようにしています。
タイトルには「多くの人を惹きつける」目的があります。
なかなかそれを達成するのは難しいですが、主観を一言いれておくと、自分が記事を見直したときに、当時何を考えていたか一目でわかって便利です。

最後に作った文章の考え方
「自分にとって意味のない文章だって、誰かに喜ばれる可能性を秘めているのです」と著者は言っています。
さすがに意味のない文章を見ていただくのは気が引けます。
ですが、このネタ意味ないよって自分で決めるのではなく、外に出してみると思わぬ反響があるかもしれません。
それはそれでとても楽しそうだと思うのです。


おわりに

読んで頂き誠にありがとうございます!
少しでも何かのお役に立てたら とても嬉しく思います。

スキやコメントを頂けたら もう最高です!
もしも万が一、フォロー頂ける光栄にあずかりましたら必ずフォローバックさせて頂きます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

基本情報

リンク:書く習慣
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年3月12日
備考:読書ノート9冊目開始



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