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【キャリアとは生き方そのもの】 感想:『新しいキャリアの見つけ方』 有山 徹, 田中 研之輔

『現代におけるキャリアとは、生まれてから今までに経験したこと、そしてこれから歩んでいく生き方のプロセスそのものなのです』

感想

キャリアってぼんやりして よくわからない言葉ですよね。

職歴や付随する知識、技術などのスキルの経歴、と考えることが多いかもしれません。
ですが、そもそも仕事について考える場合、仕事は日常生活の大きなウエイトを占めますから、それは人生を考えるってことなのでは?と考えていました。

大学でキャリアに関する講義をしていますが、私の1枚目のスライドは「キャリアとは生き方そのもの」という定義から始まります。

この本を読むと どうもその考え方は間違っていなかったようでした。

著者はキャリアを「生まれてから今までに経験したこと、そしてこれから歩んでいく生き方のプロセスそのもの」と定義しています。
その考えに基づくキャリア形成論が「プロティアンキャリア」というもので、そのポイントは「未来志向」、「変幻自在」、「心理的成功」です。

これからの生き方を 枠にとらわれないで考える ということなんでしょうね。
私はその中でも「心理的成功」が大切かなと思っています。
自分で自分の目標を立てて、そのゴールを達成できたら、それこそが心理的成功に結びつきます。
自己決定に基づくゴールなので、幸福感に結びつくことも容易に想像できます。
目標を達成できなくても、目標を持つこと自体が幸福感を高めるという研究もあるんだそうですよ。


この本を読んで実践したこと/したいこと

やっぱり何か目標を立てて、それに向かって生きていくのは楽しそうです。
実際問題、まさに今私はそういう状況ですから楽しくて仕方ないです!


基本情報

リンク:新しいキャリアの見つけ方
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年3月4日
備考:

おわりに

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