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『やり抜く人の9つの習慣』から学んだ目標達成のための「if-thenプランニング」と「現実的な楽観主義者」

この記事ではサードプレイスとして参加している
オンライン読書会で発表した書籍を紹介します。

今回は
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』ハイディ・グラント・ハルバーソン (著)
です。

『やり抜く人の9つの習慣』の引用と気づき

引用とそこからの気づきです。

目標達成に役立つ「if-thenプランニング」

「どんな行動をするかを事前に具体的に決めておく」ことで、それが実行される確率が高まるということです。ただ決めるのではなく、事前に「いつ」「何を」やるかを、はっきりと決めておく─これで実行できる確率は 2倍から 3倍も高くなります。

これは「if-thenプランニング」という手法で、
「もしこうなったら、こうする」と決めておくこと。

これを決めておくだけで
実行率が高まるという嘘のような本当の話。

その理由として…

脳は「 Xなら Y」という文章を記憶しやすい
(中略)
事前にするべきことをはっきりさせておけば、意識しなくても、行動すべきときに自動的に行動できる 

このようなことが書かれていました。

例えば、
スマホを開いたらKindleを開く、
朝一にはnoteとTwitter更新、
水曜日になったら読書会の本を決める…

など目標を決めて自分で実験してみたいと思えました。

目標は達成できるが簡単ではないと考える「現実的な楽観主義者」

「目標は達成できる」と信じるのは変わらず大切なことです。しかし、「目標は簡単に達成できる」と考えてはいけない
(中略)
つまり「〝非現実的な楽観主義者〟になることなく〝現実的な楽観主義者〟であれ」ということです。
(中略)
「現実的な楽観主義者」とは「成功を望み、それに相応しい努力をする人」です。つまり、詳細なプランを立てて、正しい戦略を練り、成功をつかむまでへこたれず努力する人なのです。

この部分を読んで
「現実的楽観主義者」という言葉が気に入りました!

▼座右の銘にしました!

当たり前と言えば当たり前のことですが、
ポジティブシンキングだと
「達成は簡単ではない」という部分が
抜けそうだと思えました。

ポジティブは大事だけど現実を見る必要がある。

そのためにいくつものプランを考えておく。

根拠のない自信ではなく、
こういう課題があるけどやり遂げるという自信が必要。

そんな風に捉えました。

例えば、
仕事のKPIのひとつにある回数が入っています。
それをなにも考えず「できるでしょ」と言って、
根拠のない自信があっても
達成できないかもしれません。

そうではなく、
達成できると信じるのは同じですが、
こういう困難な点があるからと、
現実を見つめて、
課題への対応策を適切に立てられる…
それが現実的楽観主義者だとイメージしました。

まとめ

今回は『やり抜く人の9つの習慣』について
紹介しました!
様々な研究データに基づいた結果を示しながらの
主張となっていたので個人的に好きな本。

紹介した以外にも
「証明ゴールと成長ゴール」という考え方や、
意志力は鍛えれば強くなる、
誘惑をできるだけ近づけない、
など、
タイトル通り「やり抜くための9つの習慣」が
コンパクトにまとまっているので、
サクッと読み終えることができます。

おすすめの一冊です。

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