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ねんねの赤ちゃんからおばあちゃんまでココロ躍る時間をプレゼントします🎵

勤務している子育て支援の広場に
来てくださる絵本読み聞かせの
ボランティアさん。 
70代80代の人生の大先輩たちです。

12月は、クリスマスの絵本をお願いし、
クリスマス会とコラボレーションしました。

「サンタの帽子をかぶって、
リボンをしようと思うんです。
良かったらいっしょにいかがですか!」


「いいの?うれしいわ~!
 いつもはこんなことできないものね!」


大きな、そう、美少女戦士セーラームーンの
ようなリボンでしたので、恥ずかしいわ~、
と言われるかしら・・・なんて、とんでもない、
ぱ~っと明るい表情になったお二人を見て、
嬉しくなりました。


お帰りになられるときにいつもは玄関まで
お見送りさせて頂いていますが、その日は
クリスマス会ですので、できないかも
知れないなと思い、そのことをお伝え
しようと絵本のあとの予定などお話し
させていただきました。

「絵本を読んでいただいた後、きょうは、
バルーンといって、大きな丸い布みたいな
ものを広げて遊ぶんですね・・・」


そこまで話すと


「あら、楽しそう!
 お手伝いしましょうか!」


これまた嬉しいお返事が。


「跳んだりはねたりはしないので、
よろしかったら、ぜひお願いします!」


帽子をかぶり始めたお二人に鏡を持ってきて
差し上げますと、


「これでいい?」


少女のようにお二人でチェックをしあいます。


大きなリボンを触りながら、


「なんかたのしいわね~」


お二人はまるで少女のようです。


「写真撮ってもいいかしら」


もちろん、撮ってさしあげました!


「これなに?」
読み聞かせの途中でそばに行く女の子。
「なんだろうねー」
と優しく対応してくださる大先輩。


華やかな蛍光カラーのバルーンを
手に持ちみんなで丸くなると

いっしょだね、
いっしょだよ、


そんな一体感に包まれます。


「楽しかったわ〜
 どうもありがとうございました」


ありがとうございますは、
私たちのほうです。

人生の先輩にときめくこと、楽しむこと
の大切さ、素晴らしさを教えてもらって
います。

帰られる時、玄関まで子どもたちが来て
手を振ります。
離れたところからも手を振っている
子がいます。
これが子どもたちからの楽しかったよ、
ありがとうのメッセージですね。
タッチを求める子もいます。


ああ、いいなあ、
みんな、にこにこしてくれているなあ、


この笑顔がなによりのプレゼントです。


ねんねの赤ちゃんから人生の大先輩まで
ココロ躍る時間をプレゼントできる場所で
ありたい!
そう思っています。


でもね、ちがいました。


ねんねの赤ちゃんから人生の大先輩まで
ココロ躍る時間をプレゼントして
もらっています。











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