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ゲーム手帳の趣味

ゲームが趣味の一つである。

どちらかというと多趣味なたちなので「趣味、ゲーム」とは言い切れない。
でも、ゲームが好き。

愛機はPlayStation4とSwitch liteである。
ええ、PS4です。PS4ですとも。正直、今はPS5よりsteamとかを遊べるゲーミングPCがほしい。


ゲームをする時の必須アイテムといえばゲーマーの数だけあることだろうが、私の場合はこれ。

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ゲーム用の手帳。
ほぼ日weeksである。

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手帳というより日記、日記というよりはメモ。PS4を購入した四年前からの習慣である。

アクションゲームだったら操作のコツを記しておいたり、感想やこれからどうなっていくかの想像をつらつら書いてみたり。

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今年の春にハマっていた「ゴースト・オブ・ツシマ」だと、かなり詳細に記している。

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バーチカルページでは飽きたらず、後ろのメモページにまで結構びっしりと。


正直、書いている暇があったらゲームした方が早くクリアできるのでは?と我ながら思うのだが、もはやこれもゲームの一部みたいになってしまっている。

そう、これが私のゲームスタイル。
譲れない。

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と言いつつ、ほとんど書いていないことも多い。

しかもあれだけ楽しみにしていたはずのツシマのディレクターズカット版、一日だけしか遊ばず放置している模様。読み返すんじゃなかった。


と、まあ、ムラはあれど、ペンを手もとにゲームをするのが私の常。
たぶん、書くことそのものがとても好きだからなのだろう。

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四の五の言わず「クソゲ」で終わらせていることもある。


いやいや、これはかなりレア。思わずコントローラーを投げたくなるようなゲームでもこうまで罵倒したことはかつて無い。いや本当。どんなに困難なゲームでも一応クリアはするし。年単位で放置することもあるけど放置しているだけで可能性を捨てたわけじゃないし。「クソゲ」「ギブ」っていうのはこれ、相当ですよ。
メモだけ読むと夜通し遊んでいた印象を持たれるかもしれないが、実際は「え、何これ……ちょっと頭を冷やそう……」とちょこちょこ休憩を挟んでいたから(最近のことなので鮮明に記憶している。何しろまれに見るクソゲだったし)純粋な総プレイ時間は三時間ていど。よくもまあ、三時間もがんばったものだと自分を褒めてやりたい。
私のファーストクソゲーム、「チャイルド・サイト」、ニンテンドーe-shopで絶賛配信中。オススメです。
(確か去年だったか、ポイントを使って無料でダウンロードした。お金を出してたら今ごろこんな記事を書く心のゆとりもなく寝込んでる)

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ちょっと荒ぶったので深呼吸。

何も書いていない日は、すなわち、ゲームをしなかった日。
やらない時は本当にやらない。一ヶ月まったくゲームをしないなんてザラ。

そんな性質上、メモ帳よりと手帳の方が、後になって年間全体のリズムを把握しやすい。
が、古い手帳を開くことはほとんどない。
だから特に参考にもしていなのだけど、何ていうのかしら、人間って前を向いて生きていくものよ。振り返っていてはいけないわ。

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月間ページにはゲーム開始日とクリア日を。
これで遊んだゲームの本数も一目瞭然、大変わかりやすく……なるはずなんだけど、しょっちゅう書き忘れる。
画像は七月のページ。ここで止まっていたから、先日まとめて書こうとして、面倒でやめた。
そんなことするよりゲームしたいじゃん?矛盾?人間なんてそんなものよ。

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怠惰を回避するため、さっき真面目に書きました。
日付横にチェックが入っていたらゲームした証。
(何かデートチェックみたいだな)

七月は「大逆転裁判1&2」のリメイク発売があったからそれまでに他のゲームを頑張っておこう、みたいな気概があったものと窺える。
そういうことが分かるからまめに書きこんでおきたいもの。今後は。

(なおDQB2は「ドラゴンクエストビルダーズ2」の略。家や街や雪山を作るゲームで、二〇一八年の発売以来、ずっとやっている。たぶんゲームという趣味をやめる日までやり続けている。たとえ続編が出ようとも。ただしやらない期間も長い)

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今月はゲームの波が来ている自覚があったけれど、改めて書きつけてみると、ゲームばかりしているのが歴然。
特に最近はSwitchのゲームが楽しい。
これにはセールの功罪も、まあ、あったのではないか。「コーヒートーク」も「ヴァルハラ」も戦利品である。ついでにと調子に乗ったおかげで積みゲーが一気に増えました。ありがとう任天堂。

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さて、ゲーム手帳に使うペンはSARASAのビンテージシリーズ、と決めている。
0.5ミリで太めだし速乾性もいまひとつだけど、味わいがあって良い。
ゲームのイメージ(プレイ開始前のイメージ)にあわせてはじめに色を選んだものの、途中で「この色じゃなくてあっちだったなあ」と思うこともあったりして、そういう変化も楽しい。

約四年間のゲーム手帳歴史上、ひたすらビンテージシリーズ一筋で来たところへ、つい最近になって革命が。

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SARASAのパステルシリーズ、アンロック。

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サーティーワンとコラボしたホルダーが何とも可愛い。
可愛いのだが、その可愛さが仇となった。
ゲームのグラフィックやストーリーとのギャップが生じやすそうだと出番がなかなか無かったのだ。ゲーム手帳では。
(このペンでツシマとかラスアスをやれというのは、あまりに酷)

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三日前にはじめた「VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action」(通称「ヴァルハラ」)は、カクテルを作るゲーム。
ビンテージシリーズの色だとどれを選んでもちょっとピンと来なかったので、パステルシリーズ解放に。

いやあ、可愛い。

ゲームは可愛い内容とは言い難いけど(ストーリーとしてはどちらかというとダークでシビアで社会派な側面も)、カクテルの色味には合っていそう。
あと深夜のバーが舞台だから、ネオンがギラギラしていそうな世界観とも相性が良い気がする。


こういうペンはどんなに保管に気を遣っても、後年、すっかり色あせて見えなくなることが多い。
でも大丈夫。さっきも書いた通り、見返すことはまず無いから。

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ゲーム手帳専用のペンはこのペンケースに収納。
我ながら実に完璧な布陣である。


(半年後、一年後、三年後の私へ。
PS4のデータが入ったUSBメモリはこのペンケースの中ですよ。あと別のところにしまっていたSwitch用のSDカードも今こっちに移動しておきました。
過去の私の業績を讃えて新しいゲーム買ってあげて)

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ところでこのゲーム手帳、ほぼ日weeksであると最初に書いたが、正しくはweeks MEGA。
MEGAシリーズが出て以来、ゲーム用はMEGAにしてきた。メモページが多いと書きたい放題だからである。
右の緑色が通常サイズ。
この差、お分かり頂けただろうか。

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引っ越しにもめげず昨年のゲーム手帳を発掘できた。
こちらもほぼ日weeks MEGA。

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さんざん「手帳を見返すことはない」と書いてきたけれど、いざやってみると、ちょっと面白い。
そういえば一生懸命やってたなあ、「Heavy Rain」。


この手帳には「ドラクエビルダーズ2」の建築案もメモしてあるので、手帳コーナーにしっかり保管してある。
読み返してもこの画伯ときたらイラストでの案はいっそ笑えてくるほどで、読解に数時間をかけて言語化し、今の手帳に書きうつした。
以来、間取りのアイディアさえも文章でメモしておくことにしている。

それでも、わけのわからないものを理解しようとする行為が、脳や感覚に良い刺激を与えてくれることもある。
だから捨てずに取ってあるし、ごくごくたまにイラストにも挑む。が、さすがにお見せはできない。

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すでにお察しのこととは思うが、文房具も趣味の一つ。
というわけで二次創作や小説などネタ用の手帳などというものまで存在する。
完全に門外不出。というかオサムデザイン可愛い。

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趣味全般用の手帳もある。ここまで来ればもはや驚くに値しなかろう。

今年はじめて使いはじめたロルバーン。
ゲームだけでなく、映画や読書のメモも取っている。
すごく便利なのでこれは是非とも続投をお願いしたい。

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手帳や文房具の話ならいくらでもできてしまうが、またいずれ。

そろそろ来年に向けて手帳会議をはじめる時期。
予算の関係上、weeksを減らしてロルバーンの充実化を、ぐらいまでは考えている。

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でも、ゲーム手帳は削らず、MEGAではなくなってもweeksで行きたい。


もっとちゃんとしたゲームログにでもすれば攻略本っぽくもなるのだろうけれど、「ちゃんとしたい」ところから最も離れている手帳、それがゲーム手帳。

今日もゲームロードの前にまず手帳を開き、ペンを取り出し、スタートして、あちらの世界とこちらの世界を行ったり来たりのふらふら移動を満喫する予定でいる。





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