スクリーンショット_2020-02-17_12

これからスカウトメールを始める採用担当者に読んでほしい手法

こんにちは、HeaR株式会社の高井です!
知らない方が多いと思うのでtwitterを見てくれると嬉しいです。そして、フォローしてくれたらもっと嬉しいです!

今回はこれからスカウトメールを始める採用担当者を対象にお話しします。これを行えば返信率の向上間違いなしです。興味のある方は是非最後まで読んでください。

大事なことは候補者のココロを動かすこと

結局、一番大事なことは「候補者のココロを動かすこと」です。これができればスカウトメール送信後、候補者から返信がきます。とてもシンプルですね。

では、候補者のココロを動かすとはどういうことか説明します。
それは「誰に:ターゲット」「何を:伝える魅力」の設計を行い、自社に興味を持った(話を聞きたいと思う)心理状態になってもらうことです。

スクリーンショット 2020-02-11 15.04.05

つまり、「ターゲット × 会社の魅力 = ココロを動かす」設計が非常に大事ってことです。

「ターゲット」と「会社の魅力」を整理

では、「ターゲット」「会社に魅力」をはどのように整理すればいいでしょうか。

こんな記事を見つけたのでターゲット設計の参考にしてみてください。

このように採用ターゲットをペルソナまで落とし込めると志向性まで整理できるので、「このターゲットにはこんなメッセージを送信すればいいのでは」とイメージできるのでおすすめです!

しかし、ここまで作り込むのは大変という方は下記くらい抽象的でも大丈夫です。

スクリーンショット 2020-02-11 15.52.28

「MustとWant」「経験スキルと人物面」を明確にすることでターゲット(経験スキル)の会社に求めること(人物面)が見えてきます。


ターゲットの明確化が終われば、次は「会社の魅力」です。
HeaRでは4Pを用いて会社の魅力を整理することを推奨しています。

スクリーンショット 2020-02-11 16.00.15

「人が組織に共感する要素」を4つのPに分別できると言われています。

4Pとは、
- Philosophy(理念・目的)
- Profession(仕事・事業)
- People(人材・風土)
- Privilege(待遇・特権)

会社の魅力を洗い出して上記の4Pに分けると綺麗に整理できるのでやってみてください。



会社の魅力が整理できたら、採用コンセプトも策定(上級編)してみてください。

コンセプトが決まれば「〇〇会社とは、〇〇だ!」と候補者に認識してもらうことができ、より共感を得ることができます。
これが他社との差別化に繋がります。

採用コンセプトの作り方はこちらを参考にしてください!


ターゲットを決めて、強みの整理ができたら自社の勝てる領域で採用コンセプト策定をおすすめします。

スクリーンショット 2020-02-12 15.50.43

採用コンセプトを決めておくことでスカウトメール時に「〇〇会社とは、〇〇だ!」と感じてもらえます。
HeaRではそれを「読後感」と表現しています。
読後感を意識することで、「価値観の共感」「印象に残る会社」として候補者の興味に繋げることが可能です。これは上級編なので慣れてきたら策定してみてください。


スカウト送信時のポイント説明

ここまでできれば、あとはスカウトメールの送信をしていきます。
スカウト送信時にはいくつかポイントをチェックしましょう。

スクリーンショット 2020-02-12 23.17.59

「タイトル」「書き出し」「本文」「誘導」と大きく4つの項目があります。それぞれの用途や意味を確認してみましょう。

「タイトル」= 他メールと差別化できるタイトルを用いて中身を見てもらう
「書き出し」= 募集背景やスカウト理由を記載して興味をもってもらう
「本文」= 会社の魅力を発信して動機のキッカケを与える
「誘導」= 理想の心理状態や行動期限の制限をして行動してもらう

各項目の役割と意味を理解してスカウトメールを設計することが重要です。
今回はその中の「書き出し」「本文」に焦点を当てて説明します。

ここに至るまでに作成した「ターゲット」「会社の強み」を活用すれば簡単に文章の作成ができます。

候補者のcan(これまでの経験・スキル)will(やりたいこと、求めること)をプロフィールから読み解き、「スカウト理由」「会社の強み」を当てはめていきましょう。

「書き出し」ではレジュメをしっかり見ていることを表現することが大事です。そして、本文ではこの会社にはあなたへのメリットがあることを打ち出します。

「レジュメを見ている」= スキルをピックアップ、人物面を推察
「会社にメリットがある」= ターゲットに合わせた表現(4Pの打ち出し)


ここで事例紹介

◉セールスの募集
これまでの課題:当日のドタキャンや選考辞退率が高い
ターゲット:非効率な営業はやりたくない、必要とされる職場で働きたい
工夫:タイトルに「限定15名」と特別感の演出、「飛び込み無し」アピール
成果:選考辞退率0%、「本気」の応募者増加と内定率向上

一例ですが、ターゲットに正しい会社の魅力を発信することでスカウトメールの効果が何十倍にも向上します。

簡単に始めることができるので是非やってみてください!


まとめ

おさらい
- ターゲット設計を行い、経験スキルと人物面を明確にする
- 会社の魅力は4Pを用いて整理
- ターゲット × 会社の魅力 = 候補者のココロを動かす
-「タイトル」「書き出し」「本文」「誘導」の各機能を理解して文面作成
- ターゲットに合わせた「特別感」を打ち出すことが大事


HeaRでは採用CX(候補者体験)の観点でご支援しています。今回のスカウトメールやコンサルティングサービス、採用ブランディングなど幅広く展開しています。
もしご興味あればサービス資料のフォームを添付しておきますので、確認してみてください!最後までお読みいただきありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?