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祝・結婚、原輝綺。サガン鳥栖に必要不可欠な男がCBで躍動できる理由と後輩への愛。

第6節を終了して15位。今季のサガン鳥栖は順位こそ芳しくはないが、内容を見ると決して悲観的なものではない。

今季はスタートから金明輝体制の下、より主体性を持ってボールを保持しながら、ハイラインと前からのプレスを駆使したショートカウンターの質を高めるサッカーを具現化すべくキャンプから入念に準備を重ねた。さらに若手を積極的に活用することで、チームの活性化とクラブが掲げる『育成型クラブへの移行』も遂行している。

その中で1人の選手をクローズアップしたい。

その選手は原輝綺。

筆者はこれまで彼にまつわるコラムを多く描いてきた。

今年はnoteで1回『「泣き疲れるほど泣いた」。サガン鳥栖・原輝綺が初めて口にした好調時に襲い掛かった怪我の瞬間と再起への想い』、NumberWeb連載『鳥栖DF原輝綺、焦りからの解放。
「また違った自分を見せられそう」』
で1回書いており、「しばらくは描かないでおこう」と思っていたが、ここ数試合の存在感は目を見張るものがあり、先月行ったリモートインタビューの内容とリンクするものがあったので、もう1度ここで書き記したいと思った。

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まずその前にこのコラムを掲載する7月29日に彼の入籍が発表された。素敵な伴侶と歩むこれからの人生に幸あれと、心から祝福申し上げます。

明日30日は彼の22回目の誕生日。ダブルでおめでとうございます。

では話を戻すと、最新のコラムであるNumberWebの連載では再開直前までを描いた。

そこから7月4日に第2節がスタートをすると、大分トリニータ戦は残り12分の出場だったが、第3節のヴィッセル神戸戦からスタメン復帰。

ヴィッセル戦は右サイドバックでの出場だったが、第4節のサンフレッチェ広島戦からCBとして起用され、チームのDFリーダーとなっている。

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