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「写真と文学」 - 世界を視るメディア

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2017年初夏からインプレス社刊行のデジタルカメラマガジンにて連載していた12回分の記事をまとめたマガジンに、その後似たようなテーマで書いた文章を追加してます。
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2022年7月の記事一覧

大雨の日に僕らの日常について考える

大雨の日に僕らの日常について考える

日経を見ていたら、こんな記事が出ていました。

京都市立芸術大学は僕の友人も何人か通っていて、一度遊びに行ったことがあります。ちょうど僕が大学院に通っていた頃の話だから、もう20年近く前の話。その頃僕は桂に住んでいて、沓掛キャンパスも近かったんですね。そうか、あのキャンパスが京都駅の東側に移るんだ、そのこと自体知らなかった。

で、そのキャンパス移転が行われるに際して、元の沓掛キャンパスを「写真ア

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SNSの罪と罰、あるいはアートの根源は共感ではなく違和感であることを思い出す

SNSの罪と罰、あるいはアートの根源は共感ではなく違和感であることを思い出す

タイトルは大きく書いちゃったけど、そんな大それたこと書くつもりないですよ。とはいえ、最近よく思ってることを書きますね。今日は短めに。

皆さんもご存知の通り、SNSでは日々写真がバズってます。それがもう日常ですよね。でもよく色んなインタビューで話すんですが、5年前は違いました。まだプロのほとんどがSNSで写真をやることを真面目に捉えてなかった時代がありました。その是非はおいといて、そういう時代から

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