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【メンタル】休む意味を考えた

休職しているなかで体調が安定してくると周りのことが少しずつ見えてきます。僕の場合、休んでいるこの時間の意味について考えるようになりました。ポジティブに言えば頭が回りだした、ちょっとネガティブに言うならばある種の焦りなのかもしれません。

休みなれていない自分だった

僕の仕事は土日も電話連絡があるような職業です。仕事が終わらなかったら家に持ち帰って調べ物をしたりすることも当たり前でした。

試験勉強をすることも多かったですし、プログラムやサーバの検証など自己学習をすることも多いです。これらが趣味ならまあいいのですが、正直仕事の延長の部分はありました。

もちろんずっとそのようなことに従事していたわけではありません。趣味を楽しんだ時間もあります。ただ、気持ちの面で100%仕事を忘れて休みを取っていたかといわれると断言しづらいです。毎日仕事用の携帯は肌身離さず持ち歩いてましたしね…

だからこそ、こうして休職になった時は仕事を中心にしてきた自分が仕事を失ってしまい、本当に何をやればいいかわからず迷ってしまいました。

※試行錯誤の結果は下の日記でも記載しておりますので、お時間があったらご覧ください。

体調が戻りつつある中、自分の休む意味が欲しかった

休職直後は何も考えられなかったのが本音です。それこそうつ病という事実も受け止められなかったし、薬の影響なのかどうか分かりかねますがずっとボーっとしている時間も多かったです。

そんなこんなで1か月。地元に戻ったり、旅行したり、友達と話をして本音をぶつけていくうちに自分を追い込んだ会社と元上司に見切りをつけることができました。こうして精神的にも持ち直し、体調が好転しました。

(元上司は絶対に許しませんけどね笑)

そうすると今度は「この休んでいる時間をどう意味づけするべきなのか」と別のことを考え始めるようになりました。

前にもちょこっと書いた通り、休職を有意義な休暇と捉えるなら「せっかくだから自分の人生にプラスになることをしたい」と思いたかったからです。

正直、ここは職業病の部分もありそうです。あんなに仕事で悩みを抱えた人間なんだから寝てればいいのにと思わないでもありません(笑)

この考えが良いのか判断は難しいのですが、自分の中で無理をしているつもりもありませんでした。

休職中に資格勉強をする人は多い

ということで、僕は資格勉強をしていました。自己研鑽という側面のほか、この2021年末に第三者に証明される何かを残したかったからです。

先月末に受験し、運よく合格。こうして休職期間に一つ自分が成し遂げたものができました。

なお、僕以外にも休職中に資格をとる方は多いようです。転職や新たな道筋を見つけるための手段の人もいるでしょうし、僕と同じように爪痕を残したいという方もいらっしゃるでしょう。

休むことの意味づけ

人によって休む目的は違ってくるんじゃないかなと感じてます。とにかく体を休める、精神的な気持ちを落ち着かせることを目的にする人もいれば、自分を成長する時間と捉える人もいるでしょう。

別にどれが間違っているわけでもありません。

理想はバランスのとれた休暇、でもそれは人によって違っていいはずです。僕だって休職直後にこんな考えは生まれてこなかったわけですし、体調によっても休暇の意味合いは変わってきます。

もし「ずっとダラダラしているのはもったないなぁ」と思えば、それは自分の身体に余裕ができたこと、自分が変わりたいという意志力が芽生え始めたタイミングなんだと感じます。

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