【書評】流浪の月
本屋大賞受賞作品。
とても読みやすくてよかった。
特に印象に残った言葉は『事実と真実はちがう』
世間が思っている事と当事者が思っていることの矛盾…。
これはインターネットの発達により特に影響してるのではないか。
ネットで調べれば、いくらでも情報が手に入る現代。
デジタル・タトゥー(一旦インターネット上で公開された書き込みや個人情報などが、一度拡散してしまうと、完全に削除するのが不可能であること)についても触れられており、それに翻弄される文と更沙。
まさに情報社会に生きる私たちに見てほしい傑作小説!
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