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エギング(イカ釣り)

移住してから始めたものの一つにエギングがある。
私は札幌市が地元であるが寒さと雪が嫌で関東に上京し、関東でも雪が普通に積もるので四国に移住をした数少ない四国の北海道民である。
地域変われば魚種も変わるということで、釣り自体は関東時代からやっていたものの片手で収まるほどしか釣れなかった。流石四国は魚影が濃い。関東での釣れなさを巻き返すべく釣れる。
今年始めたのがエギングである。エギングとは柔らかいエギングやアジ用の竿を使い、エビに似せた擬似絵である餌木をルアーとしてイカを釣る釣りである。所謂餌木ングなのだ。
水温に左右され、やっとこの時期高知県も水温が20度近くなった今時期。イカは春に産卵をする為に大きい親イカは沿岸部にやってくる。
それを狙うのだ。
エギングと言えば狙いは高級イカであるアオリイカであるがまだ釣れたことがない。
今回たまたま釣ることができたのは大きなモンゴウイカ1.5kg。スーパーで売ってるサイズは350gが殆どである。
かかってから中々の重さを感じて、糸を緩めると逃げられるので一生懸命糸を張り続ける。
タモに入るとやっと一息。

モンゴウイカ

面白いのでクーラーボックスに入れてみたけどやっぱり大きい。エギングを始めて初めて釣ったイカがキロオーバーと言うことはあまり無いそうでとても良い記念になった。
その後粘るも何も釣れなかったので早めに帰って捌いて、食べきれないのでいつも新鮮野菜を頂くお隣さんにもお裾分け。

刺身

北海道が地元でここを田舎というのは不思議な感じだが、札幌市でも人口190万人。この四万十市は3万人。年中野菜が取れるせいか頻繁に食べ物を頂く。田舎あるあるだが関東や北海道に存在しない野菜や猪肉、名産品であるカツオなどを頻繁に頂く。どこからみてもいい意味で田舎なのだ。
今は住んでみて食材の可能性を感じるが行政にプロデュースする力があまり感じずとても勿体無く感じる。ビジネスの話をしても関東での考え方との格差を感じるし理解をしてもらえないことが多々ある。
この街を繁栄させる材料なんて沢山転がっているが、外から来るなどして客観的な視点を持った人間で無ければ無理なんだろうなと思ってしまう。
人が来ることと街の人が潤う事は完全にイコールではなく、人が来ても街が汚れず、物価が安いままでいて尚且つ自分達が何もしなくても儲かればいいという考え方を聞く時があって理想と現実の突き合わせの難しさを感じる。
経営者さん達とお話をする機会があったりするけど皆口々に『この地区は皆で手をとって頑張ろう。でも一人だけ抜き出て儲けようとしたら出る杭を叩こう。苦しい時は例え自分が儲けることができても我慢して皆と苦しもう。』という考え方があるからやりたい事をする場合仲間を作らないほうが良いとか。
なるほどと感じるところがあるがコレが発展を妨げてるものなのだろうとも思う。
話が逸れてしまったが可能性に気付いてるのは自分であり、他者が理解できないのならやっぱり自分を理解できる人と付き合ってビジネスパートナーとなって共に利益を出せればいいと思う。
経営と言うのは馴れ合いじゃなく利益を出す事なんだから。
高知県の南西部、美味しい海産が沢山あっても認知度は低い。今は飲食に向けて釣りや趣味からヒントを得てる最中であるが、『ターゲティングと広報』さえキチンとすればコロナという言い訳を使わなくてもいい結果を出せると思う。
それだけこの地の魚介はカツオ以外に沢山良いものがある。視野が人口3万人ではダメなのだ。折角noteに登録した事だし、今後高知のマイナーな良いものもネタにしていきたいと思う。

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