魚屋をしている以上どうしてもカツオを捌かなければならない時があります。 カツオが取れる地域で魚屋を始めてしまったため通算15匹程捌いたのですが、最初はそれはひどい物で。 三枚おろしまでは簡単なのです。 手順としては先に背鰭を引き剥がして背鰭付近の硬い鱗をとります。 その後鰭の硬いところを交わしながら頭を落として普通の魚同様に三枚おろし。 普通の魚と同じように腹骨を漉いて、三枚おろし終了。 何が難しいかと言うと皮引きです。 多分魚の中でもトップレベルで難しいかもしれません。とて
高知といえばカツオもありますが、ウツボをよく食べる地域です。 私は東日本育ちで札幌で25年、東京千葉で15年過ごしましてウツボを食べる機会がありませんでした。 高知に来てから初めて食べたウツボはウツボの唐揚げ。骨の処理をしていないとても食べにくいウツボでした。 その後骨取りウツボを食べる機会があり、食べやすい食感で食べられるようになりました。 ウツボはハモより骨が強いのですが決まった法則で並んでいるので頭から肛門まで2列ずつ、肛門から下は4列ずつ骨が並んでおり、慣れると綺麗に
今回は禁煙のお話です。 保険適用の禁煙外来を受けると3ヶ月の通院と錠剤での治療となりますが、保険を使ってもこの期間で約3万円ほど費用がかかります。 病院治療だと呼気を含め毎回いろんな測定が有りますが、今では個人輸入でチャンピックスジェネリックであるバレニクリンがネットで買えるので安くとても便利になりました。 おすすめの使用方法は0.5gと1g錠剤が販売されてますが、0.5gを5ケース買う事。 朝夕一回ずつ飲むのですが、最初の1週間は朝夜1錠飲みながら普通に喫煙し、8日目から
私は移住してから土佐清水漁協と仲買人契約を結び魚屋となりました。 私の住む高知県の南端辺りは美味しいイシガキダイや天然シマアジが獲れます。 地元のお寿司屋さんを食べ歩きましたがやっぱり中国関西圏。殆ど熟成魚というか江戸前の仕事は見当たりません。醤油も甘口で、基本的にとれたての死後硬直した魚をブリブリなうちに甘口の醤油で食べるという食文化です。 住む土地には需要はないと思いますがどうしても関東で食べた高級寿司屋さんのプロの味を忘れられず、自分で作ってしまいました。 11月か
今回は前に書きましたトラック運転手をしてた時のお話で、現状と個人償却という働き方についてお話しします。 2年ほど前まで東京港を拠点として個人償却(会社からナンバーを借り会社名義でトラックを購入して返済経費すべて自分で行う一人親方)をしていました。 トラック運転手の業界の特徴として、いろんな人が業界に流れるのですが経験則としてスネに傷がある人や任侠の人、殺人犯、借金持ち、一般職種から流れ来る人は中々に少ないです。 そういった人がぱっと見のお金に惹かれて入ってくる業界なことを前
都会に疲れて田舎に移り住もうと思う人は少なくないと思われる。 ただ、それぞれに移住先にいろんな癖や問題があるもの。県民性だったり常識の違いや人の距離感など。ほとんどの田舎においては似ている部分があるので東京都大田区から高知県の四万十市へ移住して感じた事を書こうと思う。 まず私のプロフィールからであるが、22歳まで札幌市で過ごした後上京しIT企業へ。6年後家庭の事情で札幌に6年戻り設備関連の自営業、また東京に戻りトレーラーの運転手を7年。自費でトラックを買い、支払いが終わると
注意)画像と内容は無関係です。 某大手赤いふんどし急便さんの委託配送業をしてみて、仕事のコツがわかったので記したいと思います。
私が住む地区のスーパーでは小さいアジの干物が1パック3匹から4匹入りで三百円ほどで売っています。 現在地域性を含めた理由に県外向けをターゲットに『釣りモノの刺身に出来る良型のアジを敢えて干物にする』というコンセプトの元開発しています。 基本は漁で釣れる魚種ですがメインはアジ。漁師さんの紹介で味見をしてみたいという人にはサンプルを配っていますが、予定価格1000円くらいかなと言うと地元の多くの方からは『すごく美味しいし親戚に発送したいけど高い。スーパーと同じ値段じゃないと。』と
旬の時期のためシロアマダイの漁に行くことが増えました。 シロアマダイは店頭に並ぶことがなく、ほとんどが市場から料亭に行ってしまうと言われているお魚。 赤アマダイなどはスーパーに置かれますが中々お目にかかれません。キロアップから値段がかなり跳ね上がり、1.5キロなどで末端価格3万円ほど。3キロなどになると10万円近くなります。 私は一般流通向けに少し販売に回していますが、漁師の特権は自分で食べられる事。 どんな贅沢な調理法でシロアマダイを食べてもも自分が獲れば経費のみ。 オーソ
平均年収200万円の過疎地域に移住し一年半。個人事業をしつつ定期的に漁師さんと漁に出て釣り物のアジその他を釣って販売しています。 今後事業転換をしてお魚の方をメインに移行し、新しいビジネスとして拡張するために漁師さんと打合せ中。 移住一年半で知り合いの漁師さんも増えたし、飲食店をするための出会い作りで始めた釣りですが原材料の流通や販売加工が先になりそうになってます。 高知のお魚はとても美味しく、ブランディングのために動いてますが楽しいけど寒い! 故郷北海道と違い気温一桁でも暖
四国に移り釣りをする時間が増えて気付いたことがある。 今までは基本的に羽田あたりをホームとして釣りをして、遠出で勝浦や銚子に行っていた。 勿論全然釣れなかったわけで全く楽しくなかった。 そして今、本人の腕が良くなったわけでも無い。やり方も変わらない。釣れるのだ。 何故か分かった。 根本的なことなのだ。 『ただそこに魚がいるかどうかなだけ』 つまり首都圏にはほぼ魚がいなかった。 まず目だろうが魚影はほとんど無い。 四国のまず目で釣りをするときちんと狙いを決めれば釣れる。
貧乏な私がいかに安くアジを釣るかということで私の環境のような人にお勧めする今回の品はこちら。 仕掛けを自作し、ロッドとリールと仕掛けで1万円で収まります。 釣りポイントは深さ50m。PEは1.5号の150mを使っていてPEの値段だけ書き忘れ。深さ130mくらいまでは大物が掛からない限り150mPEで行けます。 長巻きお徳用PEを買えば出費が削れますが8本編みのPEをお勧めします。 この仕掛けの長さは約120センチでサルカン下40センチのあたりに枝を作ってます。枝の絡まりが気
私は生まれも育ちも北海道。上京するまでゴキブリの存在確認をしなかったし、さらに四国に移住するまではこやつの存在を知ってはいたが身近だとは思っていなかった。 それはー紛れもなくー♪ヤーツさー♪アシダカグモ!夜に家の中を徘徊しいろんな虫をやっつける軍曹。 どこから入ってくるのかわからないが気付いたら1週間に一回は家の中で見る。 最近ゴキブリホイホイにミニサイズが掛かっており冥福を祈ったら今年最大サイズが寝室にいたわけで。 益虫だと思えば気にならないと自分に言い聞かすも、小さい頃
移住して始めたことの一つが狩猟である。 移住して即、タイミングよく合計3ヶ月で罠猟と一種銃猟を猟友会の事務の方に無理やり受付してもらって所得した。 この業界は『ハンターは意地汚い』と言われるが私の地域では罠猟に限っては問題がないように思える。幸い良い先生に会えたし。 多分ハンターが悪いのではなく原因は高齢化なんだろうなと感じることが多々あって、今付き合いをしているハンターは二人くらい。若い人はクセがないと聞くけど若い人がやってない(笑) この地区では私が一番若いくらいだ。市
私の職歴の中の一つにトレーラー運転手という仕事がある。一般的に知られない社会の一つなので今回題材にしてみようと思う。 きっかけは家庭の事情ですぐにお金を稼がなければいけない状態になったので大型運転免許と牽引の免許を取り、経験が無ければ初心者が業界に入りにくいトレーラー運転手の中でも敷居が低い輸出入コンテナを配達する通称海コン運転手と言うものを一時期生業としてみた。 中でも東京港は特殊で、違法就労当たり前で人材不足でさらに敷居が低く『教習所と言われるブラック企業に入社してから経
40数年生きてきてとても記憶に焼き付いている人が居る。 その人は高校時代アルバイトをしていた○気寿司新琴○店の社員の方でとても良い方であった。仮にFさんとしよう。 ある日何故この会社の社員になったか聞いたことがあって、その頃は理解できなかった葛藤などを今になると理解出来た。 Fさんは戦闘機乗りに憧れ、猛勉強をし防衛大に入り航空自衛官になった。戦闘機乗りになるには防衛大学卒でなければ乗れないと当時聞いたのだが、いざ試験の時に視力で落ちてしまい色んな経緯があってそこで働いていたと