4年生の決断
先日、とある4年生が、選手としての「引退」を申し出てきました。
贔屓目に見ても、現状では、箱根駅伝予選会のメンバーに入ることは不可能な位置。昨年から、彼の中でも葛藤があり、悩んだ末での決断でしたから、受け入れることにしました。
今後について尋ねると、「選手としては区切りをつけますが、予選会までは、マネージャーとして部に貢献します」とひと言…責任感が強く、人間的にもしっかりしている、彼の決断に、目頭が熱くなりました。
予選会まで残り三か月。言葉は適切ではありませんが、のらりくらりと過ごしていくこともできたはずです。でも彼はそういった選択はしなかった。根底には、陸上競技への取り組みと、チームへの感謝・熱い想いがあったのだと思います。
先日、彼のお母様とお話する機会がありましたが、お母様が、本当に素晴らしい方で、親御さんの教育や子育ては、選手の人間力に直結するものだなと改めて感じましたね。
今年に入ってから、競技力の面では、少しずつ明るい兆しが見えてきている本学チームですが、こういった4年生が在籍していることも、大きな強みです。
彼の人生に幸あれ!引き続き宜しくね(^_-)-☆
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