期待値を遥かに上回った場所ベスト5
こんにちは!たかです。
みなさんも「行く前はそんなに期待してなかったけど、行ってみたらめっちゃよかった!」っていう場所の思い出をいくつかお持ちではないでしょうか。
今回は僕が今まで行った国の中から「期待値を遥かに上回った場所」をランキング形式で紹介します。
ちなみに「期待値を上回った」定義ですが、もともと期待値が高く尚且つ期待通り素晴らしかったウユニ塩湖のような場所は除外しています。
あくまで、意外とよかった!と思った場所を対象としてます。
第5位 クウェートシティ(クウェート🇰🇼)
クウェートシティはクウェートの首都です。
もともとクウェートは2019年にUAEで行われたアジアカップの試合の間に「ちょっと時間が空いたから周辺の国に行ってみよう」くらいの感覚で行ってきました。
行く前のクウェートシティのイメージは、砂を被ったちょっと汚い中東の街みたいな感じでした。
いわばカイロのような…
なんとも失礼なイメージでした。
しかし、行ってみると街の中心部は整備されていて、すごく綺麗でした。
建物も近代的なものが多く、夜にはライトアップされたり、大規模なイルミネーションもあったりして、ただ街を歩くだけでも十分楽しめます。
海辺もプロムナードが整備されていてリゾート感もありました。
大規模な遺跡などの観光資源は多くありませんが、ドバイのように人工的に造られた観光地が増えていけば、今後ますます観光地としても発展していきそうな気がします。
また、印象的だったのが、大規模なスーク(スークムバラキヤ)にクウェートグッズがたくさんあったこと。
どんだけ愛国心強いねんって感じでした。
また、一つ注意しなければならないのが、昼夜の寒暖差が大きいことです。
1月であれば日中はそこそこ暑いのですが、夜はすごく冷え込みます。
屋外のレストランでは暖房器具が置かれてありました。
僕は油断して薄着で出歩いてしまって、夜の市内散策が満足にできませんでした。
冬にクウェートを訪問する予定の方は、防寒対策をお忘れなく!
第4位 オフリド(北マケドニア🇲🇰)
オフリドは北マケドニアの南西部にあるオフリド湖の湖畔の街です。
北マケドニア屈指のリゾート地です。
本来、マケドニアは首都のスコピエだけ行って、さっさとコソボ方面に抜ける予定でした。
しかし、何かの情報で「北マケドニアに行ったら必ずオフリドへ行け」みたいにオフリドをゴリ押しされていました。
数少ないオフリドの旅行記を見ても絶賛の嵐でした。
情報も少なかったけど「そんなにいいなら…」みたいな半信半疑のノリで行ってみました。
結果、行ってみて大正解でした。
オフリド湖周辺は小規模ながらモスクや教会、遺跡みたいなのがいくつかあって観光資源に事欠かないのに加え、ホテルやレストランも立ち並んでいてリゾート感もあって色々楽しめました。
聖カネオ教会のように屈指のインスタ映えスポットもありました。
リゾート地にもかかわらず、レストランでは1食500円くらいあればケパブをお腹いっぱい食べれます。
オフリドは2泊3日で訪問しましたが、1週間くらいのんびりしたい場所でした。
第3位 パガン遺跡(ミャンマー🇲🇲)
世界3大仏教遺跡の一つ、パガン遺跡を要するパガン。
パガン遺跡の写真を見るたびに「絶対行きたい!」って思ってました。
他のランキングの国は「期待値が高くなかったけど、行ってみたら意外とよかった」場所がランクインされてますが、パガンは「もともと期待値が高かったにも関わらずその期待値を更に大きく超えた」場所でした。
パガン遺跡のメインはシュエサンドパヤーからの朝日や夕日観賞だと思います。
シュエサンドパヤーからの朝日や夕日も、ものすごく綺麗で感動しました。
ただ、パガン遺跡の魅力はそれだけではありませんでした。
パガン遺跡は広大な大地の中に、大小様々な仏塔や寺院が林立しています。
日本で言えばコンビニを見かけるのと同じペースで仏塔を発見できます。
手厚く管理されたものや管理されなくてボロボロになっているもの、個性的な形をしているものなど、似たような形のものはあれど、全く同じものはありません。
シュエサンドパヤーなど観光のメインになるものではなく、道端にひっそり建ってある地味な仏塔をじっくり観賞することも楽しみの一つでした。
パガン遺跡はツアーを利用して主要なものを周るだけでも楽しめますが、オススメしたいのは自転車で周ることです。
炎天下の中を自転車で周るのはまあまあ大変ではありますが、道端の仏塔を観賞しながら走れるし、気になった仏塔があればすぐに止まることもできます。
主要スポットは大体自転車で周れる距離にあるので、時間のある方はぜひ自転車で周ることをオススメします。
第2位 アルバニア🇦🇱
第2位は国単位という非常にざっくりな感じですが(笑)、アルバニアです。
1991年まで鎖国状態だったためか、アルバニアは日本人の95%が行かない国と言われている国です。
そのため情報も少なく、行くまでは何があるのかいまいち分かりませんでした。
しかし、アルバニアは当初1泊の予定でしたが、気がついたら結局6泊していました(笑)
僕が考えるアルバニアの魅力は、大自然と歴史的建造物が見事に調和しているところです。
国土の多くが山岳帯に属するためか、山間に街が造られていたり、大体の城や要塞は山の頂上に造られています。
そのため展望スポットからは広い範囲で絶景が見渡せます。
絶景や歴史的な街に加え、海沿いにはリゾート地も点在しています。
開国後まだ20年しかたっていないため、様々な顔をもつアルバニアの魅力はこれから世界に広まっていくことでしょう。
第1位 サナア旧市街(イエメン🇾🇪)
第1位はイエメン!!
イエメンもパガンに続き、もともと期待値が高かったにも関わらず、その期待値の更に上を行った場所でした。
イエメンに行ったのは2011年で、ちょうど反政府デモの真っ只中でした。
イエメンの異世界感はハンパなかったです。
まず、街並みが独特すぎる。
13世記からほとんど景色が変わってないらしく、13世期の人と同じ景色を見ているのかと思うだけで感慨深いものがありました。
また、日本人はもちろん、欧米人の観光客もホテル以外で見かけませんでした。
完全にアウェーでしたが、アジア人は珍しいのかどこに行っても気さくに話しかけてくれるし、海外における人との触れ合いを楽しむことができました。
そして、一番衝撃を受けたのがイエメン人の生き方でした。
イエメンで知り合った人から言われたことです。
「日本人は毎日忙しく働き、ストレスを溜める。しかしイエメン人は人生を楽しむことに重きをおいている」
という言葉が非常に印象的でした。
実際にイエメン人を観察してみると、道端のいたるところでカート(葉っぱみたいなやつ)を噛みながら談笑していたり、ハマーム(日本でいう銭湯)の中でみんなで歌ったり踊ったり、ストリートサッカーに興じたり、本当に人生を楽しんでるなという印象を受けました。
当時の僕は、仕事やプライベートで何事も難しく考えすぎていました。
そのため、上手くいかないことも多くて壁にぶち当たりまくってました。
イエメンでの経験は、そんな僕に肩の力を抜いてくれ、「何事も楽しむ」という価値観を与えてくれました。
イエメンへの渡航以降、何か物事を選択する場面や困難なことに直面した時も「楽しむ」という視点を持てば、不思議と上手くいくことも増えてきました。
「何事も楽しむもの」ということは特に斬新な言葉ではなく、多くの自己啓発本で飽きるほど言われています。
しかし、頭では分かっていても実際にイメージしづらいことではありました(少なくとも当時の僕は)。
実際に知識として得ることよりも実際に体験することの大事さも、この時に痛感しました。
自分もイエメン人と同じように、何事も楽しみ、心から笑っていられるような生き方をしようと心に誓いました。
イエメンは観光地としても素晴らしかったですが、旅を通して自分の人生観が大きく変わったということが大きなポイントとなって、第1位に挙げさせていただきました。
まとめ
ここまで、期待値を遥かに上回った場所ベスト5を発表してきました。
ランクインした場所の多くに共通することは「事前情報が少なかったところ」でした。
ガイドブックに書かれているところを周るのもそれなりに楽しいです。
それに加えて情報が少ないところも敢えて周ってみて、新しい発見をすることも僕の旅の楽しみの一つになっています。
情報が少ないから行かないのではなくて、情報が少ないからこそ何があるのか確かめに行く…みたいな視点も旅には大切なのではないかなと思います。
これからも、旅をする時はスケジュールに余裕を持つなどして、できるだけ定番スポット以外も周るれるようにしていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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