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8年間続けた「毎日投稿」を私がやめたわけ 〜学長ブログの話

「毎日投稿」はやめたほうがいいと言っている私も、じつはむかし毎日投稿をしていた。それも8年間、毎日である。もちろん note ではない。ブログの話である。

ちなみに、毎日投稿はやめたほうがいいと最近 note に書いた記事がこれ。

毎日投稿よりも、毎日コメントしたほうがSNSは活性化しますよと書いた記事がこれ。

さて、本題である。

学長ブログをはじめたわけ

2010年の3月、46歳の若さで私は音楽大学の学長に就任した。

2010年といえば、FacebookとTwitterが日本でブレイクしはじめた年だ。このSNSと連携してブログを毎日更新して発信しようと考えたのが、ことの始まりだった。

学長blogを毎日更新し、それをSNSで拡散するという大学広報戦略だ。もちろん学長がこうした発信をすること自体にリスクが伴う。だが、それでもやろうと決意した。

当時、そんなことをやっている大学の学長は、一人の例外を除いて誰も存在しなかった。

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