やったことがない人でも講師の仕事ができるようになる仕組み
8月に入り夏真っ盛り!という感じですね。
今日はあいにくの曇り空ですが、それでもエアコン全開で、涼しさを感じながらお仕事をしています。
インドア派としては、取り立てて夏を感じるようなイベントに参加するわけでもなく、いつもと変わらず引きこもっているだけなのですが、それでも夏はうれしいです。
寒いより、暑い方がいい道産子です。
前回の記事では、仕事のしかたを変えていくよーという話を書きました。
コンサルタントになって6年近く経ちますが、教える仕事はその前から携わっていました。
雑貨店をはじめて半年くらいしたのち、レジンという樹脂を使ったクラフトの教室をスタートさせたので、講師の仕事全体でも10年目になります。
10年ほどやってみて、教える仕事というのは
・適性がなくてもできる仕事
・適性があった方が良い仕事
・適性がないとできない仕事
の3つに分かれるということに気づきました。
適性とはざっくりいうと、現状の性格や環境における向き不向きです。
努力しなくてもその仕事に対しての基礎力があるとか、そういうことですね。
ただですね「◯◯の先生」に対しての適性があるかどうかという大きな括りだと、向いていないという人が多くなっちゃう気がします。
なぜなら「◯◯の先生」がやる仕事の中には、先述の通り適性が絶対に必要なことと、あった方が良いことと、なくてもできることが混在しているからです。
また、教える仕事をやりたいという熱意があったとしても適性がないこともあるし、反対に適性があっても熱意がないということもあります。
熱意のあるなしと適性は必ずしも比例しないんですよね。
教える仕事に携わり、多くの講師の方々にコンサルティングをしてきたわたしだからこそできるのが、先述の3段階を見極め、足りないものがある場合は環境を整えたり、ツールを提供することだという結論に至りました。
教える仕事が好き、という熱意のある人たちは、熱意あるゆえに空回りしがちで、学びたい人たちが求めていないものまで提供してしまうこともしばしばあります。
そうしたミスマッチを起こさないようにするために、その方にあったやり方を提示したり、あった仕事だけに特化してもらうことで、どんどん適性が磨かれていくのではないかと思っています。
また、現時点で講師の仕事に対し熱意と呼べるものはなくても、自分に適性があるということがわかっていくと、この仕事に興味が湧いてくるというケースもあると思います。
たとえば、そんなに好きではないゲームだけどやっているうちに楽しくなって、今では一番好きなゲームになりました〜ということ、あるじゃないですか。
そうなると自然に「教えること」に対し熱意が湧いてくると思うんですよね。
これを実現させるためには、今以上に裏方の割合を増やしていく必要があるなぁと感じ、少しずつ今の仕事の形を整え変化させています。
コロナがあって大手企業でも様々なサポートサービスが打ち出されていますが、わたしにできることが必ずあって、それが強みだと思っています。
小さな会社だからできること、寄り添い伴走できることを広げ、満足度を高めていくために、今は必死で仕組みの調整を行なっています。
ありがたいことで、9月のグランドオープンを楽しみにしてくださる方も多く、これからはより楽しい活動をしていけそうです。
そのためにはこの夏は正念場。
必要が外出は最低限にとどめ、しっかり引きこもってサービスを整えていこうと思います。
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