コロナ禍でしみじみ「一人でやれることの限界」を感じる
コロナ禍で色々なことが流動的になり、世界中が疲れている今日この頃。
わたしももともと計画していたことがうまく進まなくなって困ってはいるものの、全体的には以前と変わらずお仕事を進めることができています。
とはいえ、今までと同じことをやり続けるといずれ限界が来る。
守るところは守り、変えるところは変えなければ。
そう思って昨年11月に弊社のサービスを大きくリニューアルし、利用してくださる方々のご意見を聞きながら、この5月にマイナーチェンジしました。
今は利用してくださる方々のみお伝えしていますが、来週月曜日の10日には、一般の方々にもご案内する予定です。
そのほか、ものづくりのサポートの方も着々と進行しています。
コロナ禍で売上を伸ばしてきたけれど、商品の生産が追いついておらず売るものが全然なくて困っているという方や、自分では作れないけれどデザインしたものを形にして新たな柱を作りたいという方と一緒に、商品を作っていくサービスです。
もともとわたしが「着せ替え」や「リバーシブル」「アレンジ」などが好きなタイプなので、その要素を取り入れながら商品開発を行っています。
ただ単に「オリジナルグッズを作りますよ」というのではなく、どういうところでどのように売りたいとか、これはどこで売ったらいいのか、値段はどのようにつけるといいかなども一緒に考えてほしい、アドバイスしてもらいたいという方にコンサルティング要素を含めたサービスです。
具体的にはオリジナルのファブリックを作るサポートや、それを使ったグッズの製作、アクセサリーパーツの製作、カードやレターセット、メモ帳などのステーショナリー製作です。
既にクローズドでお仕事をいただいている状態ではありますが、こちらは6〜7月頃、順次一般の方々にご案内できるように準備中です。
わたしの自営業のルーツは雑貨屋であり海外からの仕入れバイヤーです。
その部分を活かした業務をやっていきたいとずっと思っていたので、こうしてまたものづくりに関われるというのは、とても嬉しいし楽しみです。
また、自ら取り組むことで得た知識や情報を、オンラインサロンでメンバーの皆さんにフィードバックでき、体験を余すことなく使うことができるというのは最高だなと思っています。
今は色々な形で個人で働くためのビジネスの知識を学ぶことができるので、王道を伝えるだけではなかなか成果につながりにくいです。
王道を守りつつ、個別の事例をたくさん集めて「こういう方にはこれが合うな」とか「この事例ならこれがいいよ」とその方にあったものをご提供したり、わたしたちと関わってくれる人たちが自分に合うものを選べるようになるためのサポートをしていきたいと強く思っています。
こうしたことができるのは、チームで仕事をするようにシフトしたから。
コロナ禍でつくづく、一人でできることの限界を感じるようになりました。
確かに自分一人で全部やってしまった方が気楽だし簡単。
人に教えたり説明するのってすごく手間がかかるし、手間をかけたからといって必ずしもうまくいくわけではないんです。
なので軌道に乗り始めて「人を雇う」とか「依頼する」ってなるとつまづいちゃうという方の気持ち、めちゃくちゃわかります。
協力しあって何かを作り上げるというのは難易度が高いこと。
でも、実現したい未来に必要なら、その勇気と覚悟は必要かなと。
有名なアフリカのことわざ
早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。
まさしくこれだなと。
遠くへ行きたいけれどやり方がわからない人へのサポートをしながら、わたしたち自身も遠くの場所へたどり着いている未来に向かって歩いていこうと思います。
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