高橋裕樹

公立高校教員として勤務しています。2024年度より教務主任、数学教育を担当しています。…

高橋裕樹

公立高校教員として勤務しています。2024年度より教務主任、数学教育を担当しています。現在2児の父としても奮闘中!なので、あまり投稿できなかったり、他の記事を読めなかったり・・・。時間を見つけて少しずつ覗いています。゚(ノ∀`*)゚。

最近の記事

インターンシップ

私が勤めている学校では、1年生全員に就業体験を行わせています。そのノウハウの一部をまとめておきたいと思います。 目的・目標 実施については総合的な探究の時間を活用して行っています。ただ、実際に体験に行く4日間(体験に行く企業の都合で1〜4日)は他の学年は通常授業(修学旅行などの長期行事と並行すると安心?)となるため、授業のやりくりはポイントの一つになるかもしれません。  そもそも現任校の目標の中に、地域貢献、地域で活躍する人材などと謳っているため、その一環として最終的に地元

    • 学級経営

       最近、大学でも学んだことを改めて振り返りながら、経営に関して本を読み進めているところです。もともと私は教育学部出身ということもあり、学級経営ということに関しては全く知らないということでもありません。ただし、企業としての経営だったり、運営ということだったりと差を考えずにきてしまっていたので、本を読んだりして気づいたことや自身の考えについてまとめたいと思います。 学級経営  学級経営は学級(クラス)目標の達成のための方針、運営、取り組む過程を指した言葉です。そのため、担任及

      • なかなか投稿することのできない日々が続いておりますが、余暇を見つけ次第少しずつ書き溜めております(笑)

        • 今年度から久々の学年に入りました。令和5年の3月までは進路指導主事として校内の進路活動を充実させるための取組をしてきました。3月の上旬からは新1年生の主任としても動き始め、学年運営を始めております。2つの長を並行してこなさなければならない期間、大変でした。

        インターンシップ

        • 学級経営

        • なかなか投稿することのできない日々が続いておりますが、余暇を見つけ次第少しずつ書き溜めております(笑)

        • 今年度から久々の学年に入りました。令和5年の3月までは進路指導主事として校内の進路活動を充実させるための取組をしてきました。3月の上旬からは新1年生の主任としても動き始め、学年運営を始めております。2つの長を並行してこなさなければならない期間、大変でした。

          面接指導(結果と次年度に向けた考察)

          久々に更新です。 総合型選抜、学校推薦型選抜がほぼ終了し、12月初旬から学校推薦型選抜の結果が出始めているところです。今年度の結果は昨年度と比較するとまずまず良くなっていると感じています。現役高校生の大学進学率が50%を超えた昨今ですが、私の勤める学校はまだまだそんなことはなく、20%弱といったところです。 先日の記事に書いた面接指導(時間と教育効果)では面接指導の経過について、ある1人の生徒を追って記録をしました。その結果は喜ばしいことに合格を勝ち取ってくれました。その要

          面接指導(結果と次年度に向けた考察)

          面接指導(時間と教育効果)

          具体的な実証があるわけではありませんが、肌感覚として感じていることがあります。教育は時間をかけた分だけ成長につながるということです。当たり前のことですが、やはり時間をかけることで子どもたちは成長をしていきます。教員1人あたりが子どもたちにかけられる時間は限られています。もちろん子どもたちが、教員の指導に応じて努力をしようとしたかどうか(教員の指導が子どもたちに努力をするように促せたかどうかも重要ですが)も影響してきます。さまざまなことが絡み合い相互作用で成長していくことは間違

          面接指導(時間と教育効果)

          初任者への進路指導(進学指導)

           昨年度より縁あって初任者への研修会の講師として呼んでいただいております。初任者研修を自分が受けた際はどのような話だったかと思い返したり、前任者の話を教えていただいたりしつつ、自分なりのアレンジをして研修会の講師をしております。今回は私の考え方を公開しつつ、見ていただいた方への進路指導に対する知見の向上を図るとともに、私の考え方へ意見をいただきブラッシュアップすることが目的です。 進路指導とは 進路指導とはそもそも何なのか。ざっくりまとめるとキャリア教育という幼児教育から始

          初任者への進路指導(進学指導)

          学校現場においてデジタル化が進まない理由

          学校現場ではなかなか進んでいかないデジタル化について検討しつつ、今後のどのように進めるのが良いか考察を述べます。 学校現場で進まないデジタル化 なぜ学校現場でデジタル化が進まないのでしょうか。すべての学校現場で進んでいないというわけではないと思いますが、少なくとも私が勤務する学校ではデジタル化がかなり遅れています。無線LAN環境も整ってはいますが、個人情報については有線LANにおける別ネットワークのみでしか扱うことができません。無線LANは授業での使用が原則となっています。

          学校現場においてデジタル化が進まない理由