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少女タカハシの詩「終わり」

終わりがあってよかったなぁの一席。

小学1年生の時分に、「終わり」という詩を書いて特選をとったことがりました。

なんとも秀逸な詩でございましてね。

この世に終わりがなければ「ずっと○○していなくちゃいけない」てなことを一通り綴ったのちに、当時の私はこう締めくくるのでした。

「終わりがあってよかったなぁ」

なにがあったんだ少女タカハシよ。

しかしながら、まったく素晴らしい詩だなと自画自賛。

何を思ってこの詩を書いたのかは、謎のベールにつつまれたままですが、大量になにかをしなくてはいけないとき、辛いときなどにはこの詩を思い出し気持ちを奮い立たせる大人タカハシでございます。

本日はまさにこの詩を思い出し、山椒とセッション。

この下処理ができましたら、料理の幅がググッと広がるそんな1品。

「山椒」「お塩」「お水」をご用意くださいまし。


材料

実山椒 お好みの量
お水 適宜

作り方

1、気合をいれるパート

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実山椒の下処理をいたします。ここからが根気の世界。

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実と茎の部分を丁寧に切り離します。ハサミでも手でもどっちでもよし。
気づいたら日が暮れておりました。


2、お湯を沸かします

実山椒が浸るくらいのお水を沸かしましょう。

3、グツグツ5~7!

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グツグツ沸いたお湯の中に、実山椒をドボン。
5~7分茹でましょう。茹で加減の目安は、指の腹でつぶせるくらいの固さ。

4、お好みのピリッと感を

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冷水に茹で上げた実山椒をIN。1時間ほど水を2回くらい変えながらあく抜きをいたしましょう。味見をしてお好みのピリッと感になるまで水にさらしてゆきます。

5、小分けでポーション

お好みの量をラップなどで小分けにしてポーション。
余談でございますが、私は「小分けでポーション」という言葉の響きが好きでございます。


今日のコツ
・終わりがあってよかったなぁ
・お好みのピリッと感を大切に


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なんとも可愛らしい実山椒。

なめてかかったら、日が暮れておりました。

本当に終わりがあってよかったなぁと心の底から思ったのでした。

(余談)

実は「終わり」という詩と同時に、「信号機」という詩も入選しております。

少女タカハシ。

なんとも純粋でございまして、「わたしは詩人になるべく生まれた」と、これでもかと詩を書きまくります。

結果。

そんな邪念が入った途端に、これ以降どの詩も入選することはなかったのです。

人間とはなんと欲深い生き物よと、身をもって学ぶのでありました。

お後がよろしいようで。

食べたいものをつくる人 高橋 拝。


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