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春の不調を整えるシロップ -シロップのこと-

「天日で干してショウガオール」の一席。

さて、本日はバレンタインもお世話になりました「eimekuさん」の店頭に並びますシロップのご紹介。

春は冬に溜め込んでいた悪しきものや習慣が、一気に溶けだす季節。
(とかのんびりまとめめいたら、もう立夏だっ!)

植物たちが冬の眠りから目覚めて、蓄えていたパワーをつかって、にょきにょきっと上へ上へと新芽をのばそうとするのと似ております。


ゆえに花粉症や皮膚トラブル、目が疲れやすくなったりと、自分のウィークポイントにジャストミートで不調が襲ってくるのだ!わおっ


あとは自律神経なんかも乱れやすいから、不眠、妙にイライラぷんすかしちゃう、スロースタートで体が重たい、訳もなく心がそわそわしちゃう!なんてのも春の仕業。

※春の不調に関する、あれやこれやはこちらの画像をクリックしてご確認くださいまし
▼春の不調を整えるシロップ -ここ最近の不調は春のせい-


そんなこんなからはじまった、高橋のシロップづくりの冒険。

いざゆかん!

プロローグ

無農薬の生姜を手にした勇者高橋は、生姜を無心で刻む。

小ぶりでゴツゴツしているその子たちは、切っても切っても減らぬ。

(どんな呪文をかけられたんだ)

切り終えたその子たちを、ざるに移し、これでもかとお日様の光を浴びさせる。

のちに、乾燥。これでもかと乾燥。

乾燥または、加熱によりショウガオールという成分に変化したその子たちは、体を芯からあたためてくれるのだ。

\タカハシはジュモンヲトナエタ/
ショウガッオーーーーールッ!!!

そこに、からだの働きを助けてくれる薬膳や、消化を助けてくれるスパイスたちを加えてフツフツ。

火を止め、蜂蜜を足して、すかさずセーブ。

てな具合に、シロップができあがる。
以下、お写真とさらさらとコメントを記した冒険の書をお楽しみあれ。

春の不調を整えるシロップの書

1.高知産の無農薬の生姜を刻み、干す
そりゃもう、太陽の恵みを存分にっ。
こうすると、生姜の成分がショウガオールに変身。生でいただくよりも体にやさしく、そして芯から温めてくれるのだそうな。

◇Before◇

タカハシはジュモンヲトナエタ
\ショウガッオーーーーールッ/

◇AFTER◇


2.スパイスをヤー!



スパイスによる香りは偉大なり。そして、消化器系の働きをたすけたり、気のめぐりをよくしてくれるんだっ!インドでいただくチャイのように濃厚でエスニックな味わい深さをプラス。

3.薬膳たちもヤー!!

ナツメやクコの実、八角に鷹の爪と、肝のはたらきを助けたり、気の巡りをよくしてくれる子たちをチョイス。

4.お砂糖談義「困った〜」

つかうお砂糖は悩みに悩んで奄美大島産の「素焚糖」をチョイス!


お砂糖は体を冷やすからあまりとりすぎないで!なんてエビデンスもあったりするので、むむぅ、、、と悩ましい点。
御前様ばりの渾身の「困った〜」がこぼれでる。

勇者たかはしは、過剰に摂りすぎないことだと結論をだす。

たまの甘いものはホッと一息つくのにはぴったりだし、癒しをはこんでくれるので贈り物や自分へのご褒美にぴったりだなぁというのを私のスタンスとしようっ!

(補足)
素焚糖は、白いお砂糖に比べてミネラルやビタミンを多く含んでいるので体にはやさしいよっというイメージで選んでおります。


5.あなたの癖もホールドするよ


精製されていない素焚糖は、ちょっぴり癖もあるのが特徴。色が濃く、お味の方のコクもでやすかったり、ラジバンダリ。
この個性をいかしつつ、あまり重たくならぬようスパイスをいれることで、チャイ風に仕上げております。


6.引き締め部隊!いざ出陣っ!


最後に、はちみつと無農薬のレモン、能登の天日塩で味を整えて完成です。
レモンやお塩も肝のはたらきを助けてくれます。

以上。

小噺


勇者タカハシの冒険はつづく。

お後がよろしいようで。

食べたいものをつくる人 高橋 拝。

( ◠‿◠ ) バレンタインもお世話になりましたeimekuさんの店頭に並びますシロップについて( ◠‿◠ )

eimekuさんは、お洋服や雑貨たちのセレクトが最&高、さらには粋で愛あるスタッフがおられる白楽にある素敵なお店です。


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