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ブルーオーシャン戦略とサン・ジョルディの日

おはようございます。高橋です。

突然、今更ながらですが、皆さん、当然、「ブルーオーシャン戦略」はご存知かと思います。

「ブルーオーシャン戦略」は、確か2005年くらいに発売された本だったかと思うのですが、当時、結構、話題になりまして、その後、ブルーオーシャンという単語は一般的に使われるようになったと理解しています。

ブルーオーシャン戦略おさらい

一応、書かせていただきますが、「ブルーオーシャン」という言葉は、著者INSEAD(欧州経営大学院)教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュの御二方の造語です。これに対して「レッドオーシャン」という造語もあります。

このオーシャンというのは「市場」の例えとなっています。

「レッドオーシャン」というのは、既存の市場です。多数の会社が存在をしていて、限りある需要を奪うために、様々な戦略を練って、競争を勝ち抜こうとする。つまり、終わりのない血みどろの戦いを繰り広げるという様子を例えた造語です。

そして「レッドオーシャン」に対して、本のタイトルにもなっている「ブルーオーシャン」というのは、未開拓の「市場」を創造すること。つまり競争自体を無意味なものにするということです。

「言うは易し。行うは難し。」のブルーオーシャン戦略ですが、何も新発明をすべきだ!と言っているわけではないのです。

ブルーオーシャンの成功事例

まず、このブルーオーシャン戦略の成功例として、あげられているのが、サーカスの「シルク・ドゥ・ソレイユ」です。僕も「アレグリア」とか以前、観に行った事がありましたが、これこそまさにブルーオーシャン戦略だったのです。

どういう事かというと、シルク・ドゥ・ソレイユの登場以前のサーカスは、猛獣が火をくぐったり、子供が空中ブランコしたり、ピエロが玉乗りしたりと、いったもので、どこのサーカスも同じような公演内容でした。

そして、サーカスはテレビ、映画、ゲームなどのエンタテイメントの普及により、年々、市場が縮小していました。

しかし、シルク・ドゥ・ソレイユは、このサーカスに、ストーリー性や、芸術性、ユーモアなどを盛り込んで、普通のサーカスよりも高額なチケットを販売し、それまでの市場とは全く新しい市場を創造したのです。これはなるほどと。新発明ではなくてもいいのです。

他にもソニーがPS3、マイクロソフトがXbox360という高性能ゲーム機でしのぎを削る中(レッドオーシャン)、任天堂がWiiというロースペックだけどWiiリモコンという新機軸(ブルーオーシャン)で対抗したというのも有名な例として挙げられています。

切り口の違いですよね。

ブルーオーシャンは身近な生活にも応用可能では!?

さて、今日はなぜ、ブルーオーシャンについて書いているのかというと、このブルーオーシャン戦略ですが、本当に身近な生活にも応用できるのではないかと、思ったからです。

ここからは、ワタクシ、タカハシの「プチブルーオーシャン戦略」ですが、例えば「年賀状」や「お歳暮」「お中元」などを上司に贈るということは、まさに、レッドオーシャンです。

お歳暮なんて、他の部下からも多数贈られてくるでしょうし、また、ハムとかビールとか同じようなモノばかりでしょう。もし、上司が、忙しくて家にもあまりいないような人だったら、きちんと届いていないかもしれません。

これじゃダメだと。「お歳暮」を贈ったということに、自分が満足しているだけなのです。お歳暮は、礼儀だという反論もあるでしょうが、無視します。礼儀正しいだけじゃ、現代社会では生きていけません。

こんな、「お歳暮レッドオーシャン」で戦ってもしょうがないわけです。
それよりも、誕生日だったり、ふとした一言を覚えていて何か贈った方が効果的でしょう。いわば、こちらが、ブルーオーシャンです。

また、送っておかなくてはいけないという雰囲気が、ビシビシと伝わってくる、取引先からのキタナイ字での「年賀状」これもまた、レッドオーシャンでしょう。全く意味はありません。

それよりも、4 月に今年度もよろしくお願いしますとかの、挨拶のハガキ(タカハシは営業時代にこれをやっていました)、それと、やはり、誕生日や記念日、気の利いたハガキの方がブルーオーシャンであり、効果的です。と、何か、僕が語ると、ずいぶんとセコい処世術みたいになってしまいました。

言いたかったのは、年賀状、お歳暮は、もちろん礼儀としては大事かもしれませんが、それだけでは、他人と差別化が出来ていません。

本当に、出世したり、交渉を成功させたいのであれば、皆がやっている事ではなく、違う切り口でやらなければならないのでは!?という事です。

4月23日はサン・ジョルディの日です。

そして、今すぐ行動したいあなたにうってつけのブルーオーシャン戦略があります。

何と4月23日は「サン・ジョルディの日」です。ご存知でしょうか?

以下wikiから引用します。

(ここから)
「サン・ジョルディの日は、スペイン・カタルーニャ地方における、キリスト教の聖人・聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)の聖名祝日(ゲオルギオスの日)。4月23日に行われる。この日は「本の日」とも呼ばれ、カタルーニャでは親しい人に本を贈る記念日とされている」
(ここまで)

そして、更に引用します。

(ここから)
「男性は女性に赤いバラを贈り、女性は男性に本を贈るとされているが、男女ともに本を贈りあうこともある。また、親子や友人の間でも本のプレゼントが行われる」
(ここまで)

という事で、サン・ジョルディの日に上司や部下、もしくは気になるあの子に本を贈るというのがブルーオーシャン戦略的には正解なのではないでしょうか!?

今、まさにコロナ禍において本の贈り物はより一層喜ばれるかもしれません。

という事で、タカハシは毎年アマゾンで本を10冊程度購入して上司や部下、意中の女性に本を贈りまくっていました。もちろん、贈る人に対して一言添えられるような本を選んでいます。

例えば、上司にだったらビジネス書は偉そうになってしまうかと思いますので、リリーフランキーのエッセイだったり好きな漫画、後輩にはこれを読めとビジネス書、意中の女性だったら好きな小説か写真中などといった感じです。

もしよろしければ、ご参考までに!


え!?サポート!?いや、本当ですか!?ワタシにっ!? ・・・ ありがとうございますっ!!