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【言葉にできるは武器になる】

【言葉にできるは武器になる】

『ペンは剣よりも強し』

言論が人々の心に訴える力は、

武力よりも強く、

永続性があり広範囲に及びます。

表現力・訴求力を身に付けて、

“熱い思い” を世界に発信しましょう。

人を導く言葉とは、

どんな言葉なのでしょうか?

これについて、

「『言葉にできる』は武器になる。」(著者 梅田悟司 日本経済新聞社)

の表紙に、こう書いてあります。

「『言葉にできない』ことは、
『考えていない』のと同じである。

外に向かう言葉だけではなく、
内なる言葉に目を向ける。

それが、言葉を鍛える新ルール!

どんなに言葉を磨くスキルを学んだところで、
自分の気持ちを把握していなければ
強い言葉を生み出すことはできない。

考え抜く、
整理する、
さらけ出す。

この一連のプロセスを正しく経ることで、
あなたの言葉は人を導く『旗』になる。」

人を導く言葉の鍵は、

『内なる言葉』

です。

では、

『内なる言葉』とは何でしょうか?

これに関して、

著者の梅田悟司氏は、

本書の中で、こう述べています。

「『内なる言葉』とは、
日常のコミュニケーションで用いる言葉とは別ものであり、
無意識のうちに頭に浮かぶ感情や、
自分自身と会話をすることで考えを深めるために用いている言葉である。

考えるという行為は、
頭の中でこの『内なる言葉』を駆使していると言い換えることもできる。

頭に浮かぶあらゆる感情や考えは、
この『内なる言葉』によってもたらされている。

その事実に気が付き、
意識を向けることが、
あらゆる行動の源泉となる思考を豊かにすることに寄与する。

そして、

『今自分が何を考えているのか』

『頭の中にどんな内なる言葉が生まれているのか』

を正確に把握することで、自然と

『外に向かう言葉』

は磨かれていく。

その結果、
言葉に重みや深さが生まれ、
納得感のある言葉を用いることができるようになるのだ。」(22頁〜23頁)

「思いが大きくなっていけば、
自然と言葉に重みや深みが加わるようになり、

『この思いを伝えたい』

『伝えなければならない』

という感情が心の底から湧いてくるようにもなる。

思いを育てることによって生まれる
『伝えよう』
と心から思う動機も、
言葉を磨くことに大きく寄与するのだ。」(37頁)

「言葉に重みが生まれる、最大の理由。

それは、
言葉を発信する側の人間が、
自身の体験から本心で語っていたり、
心から伝えたいと思うことによる
『必死さ』
『切実さ』
に因るところが大きい。

その結果、
どんなに平易な言葉であっても、
意図が十分に伝わることで、
人の心を惹きつけて離さなくなる。

つまり、
思いが言葉の重みを生むのである。

その人自身の経験や体験、
それによって培われた思考といった人間の源泉から湧き出る言葉にのみ込められる真実味や確からしさこそが、
人の心に響くかどうかを決しているのだ。」(45頁)

「言葉を磨くことは、
語彙力を増やしたり、
知識をつけることではなく、
内なる言葉と向き合い、
内なる言葉を用いて考えを深めながら自分を知ることから始まると言えよう。

考えた時間の単純な積み重ねではなく、
正しく内なる言葉と向き合った量、
つまり思考量によってのみ、
心から伝えたいことが生まれ、
言葉に変化が表れる。

『神は細部に宿る』

という有名な言葉があるが、

言葉に関しても

『思いは細部に宿る』

と言える。

言葉は人間の行動の1つでしかなく、
あらゆる行動の源泉には、
その人なりの思いや動機が存在しているからである。

大切なのは、
自分の考えや思いを把握していることである。

その内容を伝えるためには、
難しい言葉も、
耳ざわりのいい言葉も、
美しい言葉もいらない。

人の心を動かすのは、
話している本人の本気度や使命感であり、
生きる上で感じてきた気持ちが総動員された、
体温のある言葉なのだ。」(53頁)


人の心を動かす言葉は、

『内なる言葉』

です。

すなわち、

『内なる声』

です。

内なる声を聞くことにより、

表現力・訴求力は磨かれていきます。

あなたの伝えたい “熱い思い” は何ですか?

“内なる声” を聞き、

世界にあなたの “熱い思い” を発信しましょう❗️

『ペンは剣よりも強し』

“The pen is mightier than the sword.”

(推薦図書)
「『言葉にできる』は武器になる。」
(著者 梅田悟司 日本経済新聞社)

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