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#1512 能登半島地震×消滅可能性自治体

キャッチ画像は日経電子版から拝借。元はこちら

昨日のニュースで大きく報道されていた「消滅可能性自治体」。10年前の第一弾発表時は「消滅可能性都市」だった記憶だが、「自治体」に変更されたようだ。

「消滅可能性」の定義は、今後25年で20〜30台の女性が半減する地域とのこと。

キャッチ画像をみていただくとわかるように、我が石川県では能登半島地震で大きく被災した地域と消滅可能性都市が丸かぶりしているのがよくわかる。石川県の真ん中から北へ一つの町を除いて残り全てが「消滅可能性あり」と判定されている。

能登半島地震を契機に、ボスから「地域の人口の減少状況を調べてくれ」というミッションが。5年前この地域は全体で約20万人だった。それが最新の国勢調査によると17万人台となっていた。

「国立社会保障・人口問題研究所」のデータによると予測では2040年、つまり消滅可能性リミットの10年前には13万人台になる。20〜30代の女性がいなくっていく現状ならば、加速度的に人口は減少していくだろう。

夢も希望もないし、なるようにしかならない。こういう時こそ昨日書いた「答えるな、むしろ問え」が重要になってきそう。

この資料を発表した「人口戦略会議」のデータ元がどこからとられていて、どこで公開されているかはわからなかった。

今後、被災地では消滅可能性あるのにそのまま復興させるのか?という議論が再燃しそう。そしてこの本に登場する地域のようになっていくのだろう。

Xで頭の体操を兼ねて対策を考えてみたが、答えは出ない。


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