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高田マガジン胤臣

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タイ在住ライター高田胤臣をまとめたマガジンです。
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2020年1月の記事一覧

タイ在住ライター・高田胤臣

 ITに疎いけれども、このご時世にそんなこと言っていられないので、なんとかnoteを始めてみる。方向性はある程度考えているが、とりあえず自分自身がもう日本よりもタイの方が実質的に生活が長いこともあり、在住者目線というか、日本語が得意なタイ人目線で、タイのことやおすすめのスポットなどを紹介したいこうと思っている。  とりあえず、そもそも高田って誰? という人が大半なので、簡単に来歴を自分で紹介しておきたい。 1977年5月 東京都荒川区生まれ 1998年1月 初海外として

もう少し自分のことを-きっかけ

 出版歴やタイに至るまでのおおざっぱなことは前回紹介したが、もう少し、ライター・高田胤臣(たかだたねおみ)が誰なのかということを書いておきたい。  まず、そもそもなぜタイに至ったのかというと、ほかの多くの人とは違った方向から入っている。それは、小学校5年生、6年生のころに遡る。  ボクはライターをやっているものの、子どものころは読書が苦手だった。そのため、よくあった夏休みの読書感想文なんかは小1か2年で観たアニメ「銀河鉄道の夜」の感想を毎年書き続けていた。そして、小5ある

もう少し自分のことを-家族

 妻はタイ人で、子どもたちは当然日タイの二重国籍ではあるけれども、家庭内言語はタイ語だ。子どもは今現在、中1の娘、小2の息子である。  妻とは知り合いの知り合いの姪っ子という、遠いような近いような関係から辿り着いた。たぶん、2004年の1月頭なので、この記事執筆のジャスト16年前ということか。  ちなみに、「たぶん」というのは、タイは過去を憶えていることが非常に困難なので、まあこのあたりじゃないかと逆算して思い出しているためだ。  日本なら、あれをしたとき、季節はなにで

もう少し自分のことを-書くこと

 基本的に自分がライター職において持っているポリシーは、下記の3点だ。 ・記事に責任を持つ ・基本的に記事と取材対象者がハッピーになるような記事にする ・執筆時はシラフで  記事に責任を持つというのは、まずはすべての執筆において本名で書く。たぶんボクだけだと思う、バンコクで風俗記事まで本名で書いているの。それくらい、なにかあったら自分が受けて立つ気で書いている。あくまでもボク自身は、ペンネームとか顔出しNGで書くのはネット掲示板で無責任に好き放題書くレベルと同じだと考

書籍紹介1「バンコク 裏の歩き方」

 自分のことを語るシリーズついでに、現状出版している書籍の紹介もしておきたい。2020年1月時点で共著を含めて8冊の書籍を出版させてもらっている。  日本の出版社を通して本を初めて出せたのは2011年2月、「彩図社」からだった。皿井タレーさんとの共著で出した本「バンコク 裏の歩き方」だ。 [内容] 世界中から多くの観光客が訪れる、アジア随一の歓楽街、タイ・バンコク。その目的は様々だが、なかでも多いのが、タイ特有の振り切れた特異な雰囲気を味わうため、という理由が多いのではな

書籍紹介2「東南アジア 裏の歩き方」

 2012年の9月ごろに出たのが2冊目の「東南アジア 裏の歩き方」だ。取材と執筆自体は2011年中には終わっていたのだが、出版社の都合で本が完成したのはかなり遅くなった。  1冊目と同じ出版社「彩図社」から出た本で、こちらは単著として初めての本になった。 [内容] 現在、経済成長のまっただ中にある東南アジア。 ベトナムやラオスは市場開放し、急速に街が発展。カンボジアでは田舎町でも道路が整備され始めた。タイにいたっては高層ビルが立ち並び、日本で手に入るものと同じものが何でも

書籍紹介3「タイ 裏の歩き方」

 どれだけ「裏の歩き方」を出しているんだと思われるかもしれないが、正直、結構な数を出している。「彩図社」の裏の歩き方シリーズは現時点で計15点あり、そのうち髙田胤臣名義が含まれるものが6冊になる。彩図社のサイトを見る限りでは、ボクが一番裏の歩き方をやっていることになりそうだ。  そんな中のひとつ、ボクにとっての3冊目がこの「タイ 裏の歩き方」だ。最初の書籍でバンコク、次に東南アジア版でバンコク以外のタイを紹介し、ここに来てタイ全土の裏の歩き方を紹介しようではないかと、企画が

書籍紹介4「バンコク 裏の歩き方2017-18年度版」

 再び皿井タレーさんと組んで出したのが、この「バンコク 裏の歩き方 2017-18年度版」だ。彩図社からリニューアルのオファーをいただき、ふたりで手分けして記事を集めた。  初代「バンコク 裏の歩き方」は皿井さんサイドから出版社に企画を持ち込んでいると聞いている。そして、皿井さんから共著の声かけをしていいただき、始まったわけだ。  その後の単著は基本的にはボクから企画書を出版社に送り、出版に漕ぎつけたものだ。そういう意味ではオファーをいただいたというのはボクの中でも嬉しく

書籍紹介5「ベトナム 裏の歩き方」

 今現在、タイよりも好きな国ベトナムを取り上げた「ベトナム 裏の歩き方」が彩図社より2018年5月に出版された。自分の中ではまだまだ「途中」、もっともっと知りたい心境なので、「バンコク 裏の歩き方」のように2020年度版、あるいは2021年度版が出るといいなと期待している。  ほぼ趣味の延長で書いた本なので、取材も執筆も楽しかった思い出のある1冊だ。 [内容] みなさんはベトナムというと、どのようなイメージを抱くだろうか? 経済面で急成長を続けるASEANの中心国? フォ

書籍紹介6「バンコクアソビ」

 単行本を出させていただいて、6冊目にしてやっと「裏の歩き方」シリーズ以外での出版が決まった。それがこの「バンコクアソビ」だ。  丸山ゴンザレスさんと知り合い、氏がタイで取材するときはボクが通訳などをし、逆にボクが日本で出版社に売り込む際には丸山さんがバックアップしてくれる。そういった動きの中で実現し、イーストプレスで出版となった。 内容紹介 タイ在住17年のコーディネーターだから書けたバンコク夜遊びガイドの決定版。ゴーゴーバー、カラオケクラブ、エロ古式マッサージ、マッサ

書籍紹介7「バンコク 裏の歩き方2019-20年度版」

 すでにおわかりのように、彩図社には「裏の歩き方」シリーズがある。そして、その中で「バンコク 裏の歩き方」も最早シリーズ化しつつある。前回が「バンコク 裏の歩き方2017-18年度版」だったので、こうなれば次のバージョンとして「バンコク 裏の歩き方2019-20年度版」が出るのは必然だったのかもしれない。ありがたい話だ。ここまで来れば2021年度版も出そうなので、じゃんじゃんやっていきたい。 [内容] 昼間の観光地には目もくれず、ネオン街や路地裏をひたすら徘徊する――そんな

書籍紹介8「亜細亜熱帯怪談」

 裏ネタあるいはナイトライフの本ばっかりだった中で、ついに違う系統の本を出すことができた、ボクの中で記念すべき1冊がこの晶文社の「亜細亜熱帯怪談」だ。2017年には丸山ゴンザレスさんに紹介いただいた女性のフリー編集者の方を介して出版社と繋がり、2019年9月に出版に至った。 晶文社ホームページ「亜細亜熱帯怪談」書籍紹介  これまでタイの心霊関連の書籍は、研究者などが民俗学などを紹介しつつ触れてきたものばかりだった。タイは仏教徒が国民の約95%ほどで、それ以前は精霊信仰があ

電子書籍紹介

 電子書籍も何冊か出版している。基本は「Amazon Kindle」で、出版社からも「裏の歩き方」シリーズの一部や、「バンコクアソビ」などが出ているし、自分でまとめた記事をKindleにアップして販売もしている。  2012年前後に日本でもKindleが出てきて、これに乗らなければと勉強し、どうにか電子書籍を出すことができた。とはいっても、最近は全然手がつけられずにいたので、2020年からは目標を月1冊として動いていけたらと思う。  現状、Kindleで自分が販売している

寄稿している書籍紹介

 自分の名義の単行本だけでなく、ほかのライターの方の単行本や雑誌などにも記事を送っている。そのうちの代表的なものを紹介したい。  丸山ゴンザレスさんは公私ともに仲よくさせてもらっており、仕事もよくいただいている。たとえば、辰巳出版の「最強ナビ」シリーズだ。  ボクが寄稿させてもらったのは、「アジア旅行最強ナビ」、「世界遺産最強ナビ」、「タイ旅行最強ナビ」、「海外旅行最強ナビ」がある。本文のほか、ページの端に書かれているプチ情報も結構やっている。個人的にはこのプチ情報がほか