書籍紹介4「バンコク 裏の歩き方2017-18年度版」
再び皿井タレーさんと組んで出したのが、この「バンコク 裏の歩き方 2017-18年度版」だ。彩図社からリニューアルのオファーをいただき、ふたりで手分けして記事を集めた。
初代「バンコク 裏の歩き方」は皿井さんサイドから出版社に企画を持ち込んでいると聞いている。そして、皿井さんから共著の声かけをしていいただき、始まったわけだ。
その後の単著は基本的にはボクから企画書を出版社に送り、出版に漕ぎつけたものだ。そういう意味ではオファーをいただいたというのはボクの中でも嬉しく思った瞬間でもあった。
[内容]
多くの観光客が押し寄せる、〝世界一の快楽都市〟バンコク。
市販のガイドブックが避けて通るような〝裏事情〟〝裏情報〟ばかりをあえて扱い、タイ・マニアの間で好評を博した『バンコク 裏の歩き方』から早6年……。大きく変貌を遂げたこの街の真の姿を伝えるために、皿井タレーと高田胤臣がふたたびタッグを結成。バンコクの裏街道をひた走り、体当たり取材を敢行した。
ゴーゴーバーやカラオケ、エロマッサージなど、激変するバンコクの夜遊び情報はもちろんのこと、異形の動物が待ち構える変態博物館などのディープなB級スポット情報、通もうなる激ウマバンコクメシ、そして危険なアングラ情報まで……。
インターネットと連動した詳しいマップも収録!
本書を読めば、バンコクのすべてがわかる、タイ・マニア必読の一冊!
皿井さんとは、氏の著書である「バンコクジャパニーズ列伝」で取材していただいたことに関係が始まった。外国人唯一の報徳堂のボランティア隊員で、かつ元々は死体好きという経歴に興味を持ってくださり、連絡いただいた。
このときに、当時は現地採用で電子部材専門商社で営業をしていたけれど、自分もライター志望だと皿井さんに訴えた。そうして交流が始まり、初代「バンコク 裏の歩き方」で共著をしようと声をかけてもらった(このエピソードの詳細はこちら)。
だから、夢だったライターになれたことに関して、本当に皿井さんには感謝してもしきれないほどだし、「バンコク 裏の歩き方」に関しては思い出がたくさんある。
そんな本の第2弾ということで、内容案も1冊に収まりきらないほど作って送ったし、取材日程もなによりも優先して進めた。そんな思い出の1冊だ。
ちなみに、彩図社の書籍情報や著書のうしろに掲載してもらっているプロフィールが、調子に乗ってどんどん長くなっている。皿井さんのものよりもずっと長い。
髙田胤臣(たかだ・たねおみ)
1977年生まれ。98年初タイ。タイ語留学を経て、02年からタイ在住。最初の訪タイは死体を見るためという、しょうもない理由だったが、高じて04年から報徳堂(レスキュー団体)のボランティアに。タイ女性と結婚し、相手が日本語がわからないのをいいことに風俗ネタなども本名で執筆。著書に『東南アジア 裏の歩き方』『タイ 裏の歩き方』(ともに彩図社)。その他、タイや日本の雑誌、ウェブなどで執筆。ホームページ(http://nature-neneam.boo.jp/)もときどき更新。
一時期は自分でもこのnote執筆時で再確認するまで忘れていた、アメブロのURLを載せているプロフィールもあった。なにを書いていたのか、というよりも存在すら憶えていなかったのだが、まだ残っているのだろうか。
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