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 電子書籍も何冊か出版している。基本は「Amazon Kindle」で、出版社からも「裏の歩き方」シリーズの一部や、「バンコクアソビ」などが出ているし、自分でまとめた記事をKindleにアップして販売もしている。

 2012年前後に日本でもKindleが出てきて、これに乗らなければと勉強し、どうにか電子書籍を出すことができた。とはいっても、最近は全然手がつけられずにいたので、2020年からは目標を月1冊として動いていけたらと思う。

 現状、Kindleで自分が販売しているものは下記になる。

 表紙画像と概要も簡単に紹介したい。

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 初めての電子書籍出版がこの「タイ移住マニュアル」だ。とにかくKindleで出してみたいと思い、手探りで勉強しながら作った。そう考えると、このnoteも慎重に練習がてら書籍紹介しているし、人間というのはなかなか変わらないものだ。

 この本はバンコク発の雑誌「Gダイアリー」で連載していた記事をベースに作った。いずれにしても、かなり前のもので、リニューアルしなければならないとは思いつつ。なにせ2013年11月に出したもので、表紙下部にも「在住11年」なんて。現在すでに19年目、通算では20年に入っているので、内容はやや古い。

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 これは「東南アジア 裏の歩き方」の企画書を作るための取材時に知ったラオス国内の不発弾問題を取り上げた電子書籍だ。最初の出版は2013年12月で、その後も定期的に取材を続け、2016年4月に再度最新情報をまとめた加筆修正版を出版した。

 取材先の運営方法が変わったり、その後、オバマ大統領が任期終了直前にラオスに来て、援助の話があったりと動きはあった。しかし、今もラオスが経済的にも発展できない要因のひとつとして、大きな課題が残っている状況だ。

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 2014年5月に出してみた小説の電子書籍だ。ボク自身は小説家がライター業界の中では最高峰の職業だと思っており、そこを目指して元々はライター志望だった。そこで電子書籍ならと思ったものの、まったく売れず。2020年は小説の賞レースにも挑戦したい。

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 2014年11月に出版した、性同一性障害に関する本だ。これは「Gダイアリー」の特集で取材した際に、特集記事では書ききれなかったことなどを含んだ内容になっている。

 ちなみに、ちゃんと正式に取材申し込みをして、ちゃんと「Gダイアリー」も見せた上だったにも関わらず、取材した性別適合手術の権威の病院からその後ボクは出入り禁止を言い渡されたので、基本的にはこの手の内容はしばらく取材できなさそうだ。

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 これもまた「Gダイアリー」の連載をまとめたもので、加筆していることもあってかなり長くなったので、ある程度業種別にまとめて3冊同時に発売した。2014年12月の年末直前というタイミングで製作した。

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 2015年2月に出した、バンコクの底辺層などを覗き込んだ記事が満載になっている。この本がボクの電子書籍では最も売り上げている。読み放題のKindle Unlimitedを除いて、実際に購入していただいた数で、だ。

 なぜなのかと思ったら、アマゾン側でこの本を伝記のジャンルに放り込んでくれたらしく。伝記なんてそれほど売れるジャンルではないので、1冊売れるとランキング1位に躍り出てしまう。その効果でじゃんじゃん売れたようだ。

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 現状これが最後の電子書籍で、しかももう販売していない幻の電子書籍になっている。2016年7月なので、もう4年近く電子書籍から遠ざかっていることになる。2020年はこれまでにないほどの電子書籍に挑戦していきたいので、このギャップをなんとか埋めたいものだ。

 心霊関係ということで、表紙は妻の顔写真にして、それを黒で塗りつぶすということにした。我ながら、そして素人作業ながら、よくできた表紙ではないかと思う。

バンコクの心霊スポットに特化しているので、身近な話に感じることができる内容になっていた。本当はすでに郊外や他県のネタは持っていたが、とりあえずバンコクだけにしてみた。あるいは、いずれ他県のネタは別に出そうかという、ちょっといやらしい打算もあったのだが。

 ちなみに、なぜこの電子書籍を販売停止にしたのかというと、「亜細亜熱帯怪談」が出るからで、内容が一部似通っているところがあること、また、書籍出版のために改めてすべてを調べ直した結果、ここで掲載したものにやや誤解があったなどがあり、最新版の「亜細亜熱帯怪談」で、ということで発売を取りやめた。いずれ「亜細亜熱帯怪談」も電子書籍化すると思うので、そちらで手にしていただければと思う。

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